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千里の道より最寄りのコンビニ3/閑話休題・離脱症状

まくらもなく始めるが、離脱症状が出たらしい。

外出時に頭がくらくらしたので、「ははーん、また気圧下がってるな?」とアプリで確認したが、気圧は別に大きな動きを見せていない。
酔っ払ってもないのに、視界のフレーム数が落ちている。世界の見え方が明らかに悪い。身体がしんどい。脳がピリピリする。手足も神経の伝達が悪いみたいにうまく動かせない。
外出から帰宅する途中で体調を自覚し、帰宅して何とか手洗いと着替えを済ませた辺りで限界になり、ソファーに倒れた。

喉は痛くないし発熱する様子もないが、人が多いところから帰ってきたので、コロナに罹った可能性がある。
生理関係かもしれないし、今日はやけに躁気味だったのでその反動かもしれないし……と考えていたら悪寒がしてきて、眠っていた。

目が覚めて、幾分かマシになった状態で考えたら、週末に抗うつ剤を一つ抜くことになったので、その離脱症状ではないか、というところに至った。
年末年始、そこまで大きな体調の波がなかったため、薬をシンプルにしよう、と医者と相談して、抗うつ剤の種類を入れ替えた。
それだわ。
薬名で検索して離脱症状について調べたら、症状の例がかなり近かったので、ほぼそうだと思う。

しかし、検索すると離脱症状への対処法がいくつか書かれていたけれど、「日常生活が送れていたら様子を見る、辛抱する」という方法もあって、妙な安心感をおぼえた。つら。
精神疾患の症状って、「耐える」「眠ってやり過ごす」「時間が経つのを待つ」という精神論や根性論のような対処法に行き着くことが多い。まあ、精神的な症状だから、精神的な対処になるのは仕方ない。もう少し、「眉間を5分間押していると痛覚がシャットダウンされて楽になる」みたいな対処法があってもいいのに。

精神疾患以外のところでも、人間の身体はバグだらけだということが判明しているが、何十年も追加パッチを待てないので、早く画期的な薬が開発されてくれないかな、と切に願っている。
早く平穏に生きたい。

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