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SNSが私に及ぼした影響

先日の休みに、私が住む県の隣にある大型ショッピングモールまでドライブに行った。ちょうど給料日だったこともあり、お金を下ろし、買い物をしようと意気込んで片道約3時間かけて向かった。ショッピングモールの上から下まで舐め回すように見た後、地下で繋がっているデパートや駅下のお店を見て回った。2時間近くぶらついたが、結局何も買わず車に向かうこととなった。せっかく来たのだから…と近くのパン屋さんに寄り、440円だけ使ってまた3時間かけて帰宅した。

一日がかりのドライブ旅で、何が得られたか。220円のカレーパンと220円のクロワッサンだけではない。

何故こんなにも自分のことを醜いと思うのか、自分の外見を認めてあげられないのか、それが何となくわかった気がする。

私の生活はSNSと共にある。

10年近く独り言を呟き続けているTwitter、大学の頃から使用し始めたInstagram、最近は暇があれば見ているYouTube。特にInstagramとYouTubeは、他者のキラキラした生活を、たくさんの購入品を、整った容姿を、リアルに感じることが出来る。(Twitterは主に文字であるため、どんな人が、どんな風に、どんな感情でそこに書き込んでいるのか本当のことは知ることは出来ない、と思う)

そして私が出かけるといえば、平日の人の少ない時間であり、山などの人の少ない場所がほぼである。自分以外の人を見る機会が少ないのだ。
先日たくさんの人を見たことで、ある意味ショックを受けた。顔、髪型、服装、持ち物など皆さまざまであった。それは当たり前のことなのに、SNSの向こう側、つまり綺麗で華やかで可愛くて美人な人達しかいない世界を自分が作り出してしまっていたのだと気付いたのだ。

それでも私はSNSをやめることは無いだろうけど、きっとこれからはもう少し楽に考えることができる、はず。そのはず……