今月のジョジョリオン(ウルトラジャンプ2021年8月号)

※最新話の感想なので単行本派は気をつけよう。あともう周知だと思うけどジョジョリオン次で最終回だって。


マジでどうなるんだ

 1941年の杜王町のレトロな雰囲気はとても好みだし、ルーシーの再登場も素直にうれしいところ。文くんのキャラもいいしガードレールに襲われるという奇妙な状況も岸辺露伴は動かないの怪異現象っぽくてよかった。今回ついにスピードワゴン財団という名詞が明確な形で登場したのもシリーズのファンとしては来たか、という感じでワクワクする。でもここからどう次回ジョジョリオン完結につながるのか一切見えてこない。面白いが、一寸先は常に闇。不安。ジョジョリオン。

 なんだろう。ガードレールに潜む何かこそが壁の目の正体とかそういう話なのか。序盤に登場して以来忘れ去られていた歯型もこいつのものだったりとか。何者かに呼び寄せられてフラフラと危険な方へ行ってしまう感じはドロミテの彼女を彷彿とさせるものもあったけど、うーんそれは関係ないか。このエピソードの着地点もわからなければジョジョリオン全体としてどう着地するのかもまっったくわからない。

 ていうかこれ実は第9部の序章的エピソードだったりしないだろうか。大方の予想を裏切って第9部はジョジョリオンより古い時代が舞台になる。トリッキーな構成。

 以下前回の引用

 ものすごいクライマックス感で面白くはあったけど、手放しで絶賛はできないなっていうのが正直なところでしたね!
 とはいえ単行本の収録話数を考えると最低あと2話からありそうな感じなので、次回以降様々な積み残しへの決着とかやってくれそうで楽しみですね!やってくれ。
 最低ホリーさんがどうなるかについては描いてくれるはずだ。そこは信用してるから。頼んだぜ・・・荒木飛呂彦先生・・・!!

 違いました。

 でも今回のエピソードは面白かったし・・・もう・・・見届けますとしか言えねぇ・・・!どうなる!?

【終】

小遣いとして使う