今月のジョジョリオン(ウルトラジャンプ2021年7月号)

※最新話の感想なので単行本派は気をつけよう。どうなっても知らんぞ!!!


思うところ

 こう・・・ジョジョリオンもいよいよ本当に終わるんだな・・・って感じでよかったのはよかったんだけど、肝心のところで「それでいいんだ・・・」ってなりましたね・・・前回フリがあったとはいえ、新ロカカカの等価交換は樹液でも可能とか言い始めて、つるぎに樹液を飲ませたから病気は透龍の方へ向かって解決っていうのはちょっと強引な印象だったな・・・いやホント肝心なところで「それでいいんだ・・・」ってなっちゃった。うーん。
 あともう何度も書いてるけどいよいよ決定的に83話の家族団欒シーンに繋がることはなくなった。あんな強烈なヒキを作っておいてすべてブッ千切るのってアリなんだ。この件に限らず記憶の男とか二本松の赤子とかもね。別にもういいっちゃいいけど。いいのか?

以下雑感

・透龍くんをスペーストラッキングで動けないようにするのは「攻撃」と見做されないけど、つるぎに新ロカカカの樹液を飲ませるのは「攻撃」と見做されるという判断基準がよくわからない。ワンダー・オブ・Uの判定は終始よくわからなかった。

・突然『ジョジョリオン』・・・─とか言い始めて驚いた。今まで作中で「ジョジョリオン」という言葉は一度も使われてないのに。どうした急に。こういうのはタイトル回収とは言わないぞ!かなり困惑したけど面白くはあった。

・「ワンダー・オブ・Uは決して無くなることのないこの世の『厄災の理』をあの透龍は自分の為に利用していただけの能力だったッ!」
 ・・・つまり・・・ワンダー・オブ・Uは『ロッズ』を操る『スカイハイ』や『吉の方角』を教えてくれる『ドラゴンズドリーム』と同じタイプのスタンドだった・・・ってコト!?

・変則的だけどジョジョリオンにおいて初めてオラオララッシュがフィニッシュブローとして使われた!ジョジョリオンでのオラオララッシュの扱いについては下記を参照。参照しましたね?下記を前提にオラオララッシュがフィニッシュブローとして演出されたことには感慨深いものがある。


 ものすごいクライマックス感で面白くはあったけど、手放しで絶賛はできないなっていうのが正直なところでしたね!
 とはいえ単行本の収録話数を考えると最低あと2話からありそうな感じなので、次回以降様々な積み残しへの決着とかやってくれそうで楽しみですね!やってくれ。
 最低ホリーさんがどうなるかについては描いてくれるはずだ。そこは信用してるから。頼んだぜ・・・荒木飛呂彦先生・・・!!


【終】

小遣いとして使う