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krewDataで「無」を作る

先日開催されたkintoneCafé岐阜での登壇資料です。

YouTubeにもアーカイブありますし、kintoneCafé岐阜運営のtarimoさんが各セッション毎に頭出ししたリンクを付けた記事を書いてくれていますので、そちらもご参照ください。

登壇の経緯

聞くだけよりも自分でアウトプットした方が身につくと教えてもらったのと、kintoneCafé等で他の人の事例見ていて自分たちの仕事にはこういう形で応用できそうだなと思うことが多かったので自分の事例も誰かの役に立つかもと考え、↓のツイート見て「とりあえずネタになりそうなものあります!」と飛びついてみました。


発表スライド

↓が当日使ったスライドです。

解説

職員の体調管理をkintoneで。大阪府の軽症患者の体調管理の方法を真似しました。公的機関がやってるの見ても、「役所がクラウド使うようになったのか~」って感想で終わっていたらもったいないなと思い、自分たち民間でも同じように活用できるよって示したかったんです。

ただ、全職員分を管理しようと思ったら、未入力者が明確にわからないと運用できない。そこで、krewDataを使い、毎日0時に「体温:未入力」というデータを全員分作り、各職員はkViewerとFormBridge連携で自分の今日のデータを測定した体温に変更するという方法をとりました。

この「未入力を作る」という方法は、@Shokun1108さんの身長の分布図を作る際に「0.1cm毎に人数0というレコードを作っておく」話から着想を得ました。

kintoneはレコードに「ある」ものしか表示・集計できません。「ない」ものを表現したかったら、「0」や「未入力」というレコードを作れば可能になります。krewDataを使わなくてもそういうレコードを登録すればいいのですが、これが必要になるときって大抵は量が多く、一括作成が必要になります(少なかったらそもそも目視でもどうにかなるし)。

ということで、「未入力」をkrewDataで一括作成したら便利だったよという話でした。

おまけ

EVA風次回予告もアップしておきます。前日夜に作成が終わらないと呟いてたのはこれです(笑) 参加していただいていた方の反応よかったので夜なべして作った甲斐がありました。ただ、もっとそれっぽく読み上げるべきだったかな~とちょっと後悔。

近日中にミスターエックス分もアップしま~す。

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