◎あなたも生きてた日の日記㊺ 強い言葉の用法容量
安住の地『凪げ、いきのこりら』の公演のため、シアタートラムに小屋入りした。
実際に公演を行う舞台に、風景が着々と立ち上がってきている。
朝からスタッフと劇団員が集まって挨拶をし、その後は照明、舞台、音響など各部署に別れてすばやく機材を運び込んでいく。
舞台には活気ある声が響き、時折笑い声が聞こえるなど、和やかな雰囲気だ。
思えばこんなに人がたくさん関わる現場は随分久しぶりで(コロナ禍で人数が制限されていたり、そもそも大規模な公演を打つことを避けていた節がある)、ヘルメット