Nobuhide Nagai

クリエイティブディレクター、プランナー/自治体や企業等の広報メディアのディレクションや…

Nobuhide Nagai

クリエイティブディレクター、プランナー/自治体や企業等の広報メディアのディレクションやプロデュースを担当/地域・団体での各種委員や広報講師にも従事

最近の記事

広報という言葉を考える。 「BK PR MTG 2020 Vol.2 ー 伝わる広報が未来を変える」開催報告

2020年11月8日に、「BK PR MTG 2020 Vol.2 -伝わる広報が未来を変える」をオンラインで開催しました。今回は東京都杉並区広報専門監、静岡県知事戦略局広報アドバイザーを務める谷浩明氏をゲストスピーカーに迎え、デザインとコミュニケーションの視点から「伝わる広報」を探りました。 住民に“伝わるコミュニケーション”をデザインしよう ~これからの行政広報に必要なキーワード~ | 谷浩明氏(杉並区広報専門監) 「広報ってなんだろう?」という参加者への問いかけから始

    • Withコロナ時代の広報とは? 「BK PR MTG 2020 ー 伝わる広報が未来を変える」

      2020年9月6日に開催された「BK PR MTG 2020〜伝わる広報が未来を変える」をオンラインで開催。第1回となる今回は、中野区広報アドバイザーの佐久間智之氏を迎え、ポストコロナ時代における行政広報の在り方をわかりやすく語ってくださいました。 オンライン配信には200人以上の申し込みがあり、自治体職員のほか民間企業等で広報業務に当られている方々にもご参加いただきました。 行政広報の在り方とこれから〜コロナ禍の事例を交えて〜 | 佐久間智之氏(中野区広報アドバイザー)

      • 地域の広報誌を語る#21 海老名市

        えびなっ子に郷土を思う気持ちを育ませる「広報えびな」21回目は、神奈川県海老名市が発行する広報誌「広報えびな」。 小田急線とJR相模線、相鉄線の鉄道3路線が乗り入れる海老名駅や、圏央道の開通により中央道や関越道、東北道へのアクセスが向上した、交通の要衝となっている海老名市。複合商業施設「ビナウォーク」「ビナフロント」「ららぽーと海老名」など、老若男女が住みやすい、再開発の進んでいる街です。 幅広い年代の市民に、よりわかりやすくて読みやすい広報誌とするために、タイトルロゴには

        • 地域の広報紙を語る#20 品川区

          新・長期基本計画のスタートとともに、情報発信の充実を図る「広報しながわ」 20回目の節目は、東京都品川区が発行する広報紙「広報しながわ」。 東京湾に面した臨海部と山の手に連なる台地からなり、江戸時代には東海道第一の宿として賑わい、古くから交通・交易の拠点として栄えた街です。現在は、羽田空港の国際化や、新幹線品川駅やリニア中央新幹線の乗り入れなど、再び交通・産業の拠点として重要な役割を担おうとしています。 2015年、シティプロモーション「わ!しながわ」がスタート。 201

        広報という言葉を考える。 「BK PR MTG 2020 Vol.2 ー 伝わる広報が未来を変える」開催報告

          地域の広報紙を語る#19 流山市

          流山ライフをより豊かに、市民に寄り添う情報誌「広報ながれやま」連載19回目は、千葉県流山市が発行する広報紙「広報ながれやま」。 江戸時代から江戸川や利根運河を利用した水運で栄え、みりんの一大産地でもあった流山市。つくばエクスプレスの開通に伴い、都心と20分台で結ばれ交通の利便性が向上。「都心から一番近い森のまち」の実現に向けて、良質な住環境と快適な都市環境の維持・創出に力を入れ、住み続ける価値の高いまちづくりを進めているまちです。 「母になるなら、流山市。」 ユニークな施策

          地域の広報紙を語る#19 流山市

          伝わる広報が未来を変える〜「伝える」から「伝わる」を目指して

          初めまして! noteを書きはじめてから半年、ようやく自己紹介です。 永井伸英(ながいのぶひで)プロフィール株式会社文化工房 所属のクリエイティブ・ディレクター。 広報PR関連のディレクションやプロデュースを担当。自治体/省庁のオフィシャル広報誌のリニューアルを多数手がける。現在は、紙、WEB、映像、イベントといった様々なPRメディアを駆使したシティプロモーションや、ブランディングなどに取り組んでいます。 PRSJ 認定PR プランナー/プロモーショナルマーケター取得。港

          伝わる広報が未来を変える〜「伝える」から「伝わる」を目指して

          地域の広報紙を語る#18 立川市

          魅せるデザインでお洒落に生まれ変わった「広報たちかわ」連載18回目は、東京都立川市が発行する広報紙「広報たちかわ」。 JR立川駅周辺には、駅チカの複合商業施設「ルミネ立川」「ららぽーと立川立飛」「IKEA 立川」をはじめとするショッピングスポットが集まり、都心への玄関口として発展してきた立川市。一方で、広大な敷地を誇る国営昭和記念公園と豊かな水量を誇る玉川上水が流れ、水と緑にも恵まれた都市としても知られています。 2013年9月10日号から市民の皆さんに親しみをもって読んで

          地域の広報紙を語る#18 立川市

          地域の広報紙を語る#17 小田原市

          創刊からの変わらない思いと、変わり続ける「広報小田原」神奈川県小田原市が月1回発行するタブロイド判広報紙。 後北条氏以来の城下町、また東海道屈指の宿場町として栄えた小田原市。小田原城、かまぼこ、小田原提灯などが有名。緑豊かな山と、水の清らかな海、川に囲まれた街です。 「多くの市民に、小田原の情報を伝えたい」そんな思いから創刊された広報小田原。創刊時のそんな思いは変わらずに、時代の移り変わりとともに、広報紙の名前を変え、カタチを変えていき、2017年5月号に広報小田原が変わり

          地域の広報紙を語る#17 小田原市

          地域の広報紙を語る#16 春日部市

          シティセールス推進に向けて、オール春日部で取組む「広報かすかべ」連載16回目は、埼玉県春日部市が発行する広報紙「広報かすかべ」。 クレヨンしんちゃんの舞台の街でもある春日部市。江戸時代に粕壁宿として栄え、樹齢1200年以上といわれる牛島の藤や、首都圏外郭放水路の地下の大神殿は人気スポットとして有名です。 市の魅力を広く発信するシティセールスを推進しているなか、広報紙は重要なツールとしての役割が大きくなり、春日部市をより魅力的にPRすること、魅力的な広報紙を制作することを目的

          地域の広報紙を語る#16 春日部市

          地域の広報紙を語る#15 豊島区

          “読みたくなる広報紙”をテーマに、新たな展開をみせる「広報としま」東京都豊島区が発行する広報紙「広報としま」。 池袋を中心に、高級住宅街・目白、おばあちゃんの原宿・巣鴨など様々なエリアがあり、国際アート・カルチャー都市を目指す豊島区。2014年には、23区で唯一の消滅可能性都市に指摘され、新たな施策に取り組んでいます。 そんな豊島区の広報紙が、区からのお知らせやイベント情報を中心とする情報版と、区の重点施策や魅力を発信する特集版の2つの役割を持った通常号に、さらに通常号では

          地域の広報紙を語る#15 豊島区

          地域の広報紙を語る#14 西東京市

          開かれた市政の推進と、まちの魅力の創造を担う「広報西東京」再開2回目は、東京都西東京市が発行する広報紙「広報西東京」。 21世紀はじめに、田無市と保谷市が合併し誕生した西東京市。世界一のプラネタリウムを持つ多摩六都科学館や、南関東最大級の規模を誇る縄文遺跡の一つ下野谷遺跡など、新旧の魅力を秘めた活気のある街です。 若者から高齢者までの幅広い市民に対し、必要な情報をわかりやすく伝えること。親しみやすい紙面構成で、まちのイメージ向上につながる広報紙をとなること。この2つをポイン

          地域の広報紙を語る#14 西東京市

          地域の広報紙を語る#13 世田谷区

          安定したデザイン性と編集力をみせる「区のお知らせ せたがや」連載再開は、東京都世田谷区が発行する広報紙「区のお知らせ せたがや」。 成城や田園調布といった高級住宅地と、下北沢や三軒茶屋、二子玉川等の個性的でお洒落な商業地を併せ持つ都内で一番人口が多い街・世田谷区。等々力渓谷など自然が楽しめるスポットもあります。 そのような住宅街と自然豊かな環境エリアを持つ街において、広報紙は多くの区民が利用している区の最も重要な情報発信手段の一つでです。月3回発行される紙面は、手に取っても

          地域の広報紙を語る#13 世田谷区

          緊急時の広報誌が成すべきこと

          リスクコミュニケーションにおける広報今回は、緊急時でのリスク下における広報誌の役割について考えました。下記紙面は、新型コロナウイルスを特集した「ねりま区報4月11日号」です。 多くの自治体広報誌では、日々の感染拡大や緊急事態宣言の発令により、現在、こうした感染拡大防止策や各種支援事業、相談窓口を伝えています。 広報の目的や役割は、リスクコミュニケーションを考えるうえで、提供する情報が各段階で変わってきます。 ❶平常時(通常) 防止と緊急時の備えを伝え、危機管理体制を確立

          緊急時の広報誌が成すべきこと

          番外編|広報紙を語る#12 日本赤十字社

          創立140周年を迎え、あらためて理念と活動を伝える「赤十字NEWS(赤十字新聞)」連載12回目の今回は番外編として、世界中で活動する団体・日本赤十字社が発行する機関紙「赤十字NEWS」を取り上げます。 世界中で苦しんでいる、ひとりでも多くの人を、救いたい。その想いを実現するために、3つの領域「せいかつを支える」「いのちを救う」「ひとを育む」で活動する日本赤十字社。 社員(会員)やボランティアなど日赤を支えている人々や新規支援者に対して、理解・協力・参加を促す役割と感謝を伝え

          番外編|広報紙を語る#12 日本赤十字社

          地域の広報紙を語る#11 柏市

          We Love Kashiwa 市と市民の柏愛でつくる「広報かしわ」連載第11回目は、広報紙が犯罪防止に役立ったと警察から表彰された千葉県柏市が発行する広報紙「広報かしわ」。 Jリーグ・柏レイソルのホームタウン柏市。TX柏の葉キャンパス駅周辺には研究・教育施設が集約し、環境未来都市、総合特区に指定されてスマートシティの先駆けとなっている街でもあります。 2013年に、市民に柏への愛着を再認識していただき、元気な柏を全国にアピールするイメージアップ事業「We Love Kas

          地域の広報紙を語る#11 柏市

          地域の広報紙を語る#10 練馬区

          独立70周年を機に、新たなスタートをきった「ねりま区報」連載10回目は、区民を巻き込んだ広報キャンペーンが大きな話題となった、東京都練馬区が発行する広報紙「ねりま区報」。 1947年に板橋区から独立・誕生した練馬区。23区で最も緑が多く、昨年には世界都市農業サミットを開催。住環境の良さから子育てしやすい街1位になるなどファミリー層にも人気のある街です。 「みどりの風吹くまちビジョン」の策定に合わせて、2015年に「よりどりみどり」をスローガンに、 緑豊かな練馬区の様々な魅力

          地域の広報紙を語る#10 練馬区