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20歳と40歳のわたしへ。

わたしがnoteを始めてみようと思ったわけ

私が大学に入学しようというころ、世の中はmixiの全盛期だった。日々のあれやこれや、感じたことを日記に書いて、公開して、友達からコメントをもらって・・・どう書けば面白いと思ってもらえるかな、とわたしなりに考えて日々書き溜めていたのは今でも記憶に残っている。
いつの間にか、友達も自分も更新しなくなり、かわりにフェイスブックが主流になり・・・それも大学を卒業してからはほとんどだれも更新しなくなった。時代の移り変わりはいつも突然であっけない。

大学1年生や2年生のころ、mixiだけでなく、大学の課題・レポートなど「アウトプットする」機会がとても多かったので、「書く」ということは、ごくごく自然なことだと思っていた。
それが「書く」という機会が激減した30歳手前、わたしはある日ふと気が付いた。何も言葉が出てこない。わたしは文章が書けない。

30歳の誕生日を迎えて、改めて何か始めてみたいなと考えたとき、文章を書くことをもう一度始めてみようかな、と思いついた。これを機に少しずつリハビリをしようと思い立ち、友人も誰にも知られていない場所、noteで始めてみることにした。


今が人生でいちばん楽しい

小学生のころ、自分は何となく中学生になり、高校生になり、大学生になり、25歳くらいで結婚するのだと思っていた。なぜ25歳なのかというと、従姉妹のおねえちゃんが結婚したのが25歳だったから。

現実のわたしは25歳で結婚することもなく、働いているけれど、大学生のころよりも、20代の前半よりも、今が一番自由で楽しいと感じている。

小学校を卒業するときにタイムカプセルに「20歳の自分へ」という内容で手紙を書いた。それを成人式後の同窓会で開封したときに、過去の自分からのメッセージはとてもうれしかった。うれしくて、でも少し恥ずかしくて、愛おしい気持ち。こりゃ面白いなと思った20歳のわたしは30歳のわたしに手紙を書いた。(どうでもいいけど、手紙と一緒にお菓子を入れていたMくんのタイムカプセルはどうなってたんだろう。)

先日、30歳の誕生日を迎え、自分の部屋のクローゼットの奥にしまい込んでいたタイムカプセルを開けてみた。20歳の自分からは、将来のこと、今のわたしが幸せでいるかを案じているメッセージをもらった。
わたしも、40歳へのわたしへ手紙を書こうか迷って書いてみたのだけれど、やっぱり恥ずかしくて、結局20歳の自分からの手紙だけをタイムカプセルの缶の中にそっと戻した。

20歳のわたしへ、想像していた未来とは違っているけれど、いまのわたしは楽しく暮らしています。
欲しいものは働いて自分で手に入れることができる。職場を除けば人間関係の煩わしさもない。好きな人と好きなことができる。ある程度時間も自由にできて、今が一番自由だなと感じているよ。
手紙に残すのは恥ずかしかったので、そういった日々のできごとを40歳の自分への手紙として、ここに残しておくのも悪くないのでは、と思うようになった。


なにを綴っていこうか

今の自分が何を考えて、何をして、どう生きているのか、とりとめのないことを自分のために記録しておきたい。
好きなもののはなし、欲しいものを手に入れたはなし、(今はできないけれど)大好きな旅行へ行ったはなし、そういった日々の小さなできごとを残しておきたい。

いつまで続くかわからないけれど、40歳の自分があの頃を振り返って懐かしく、恥ずかしく、愛おしいと思えるように。

ちょっとカッコつけて書いてみたけれど、続くかどうかあまり自信がない。しかも書きたいのはコスメや買い物のはなし。40歳の自分が見たらあまりの馬鹿さに頭を抱えるかもしれない。それでもまあクスッと笑ってもらえるならいっか。
ゆるく自分の記録として残していこう。気楽に、楽しく。


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