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きっかけをくれた先生の話。

こんにちは、なみです。
入学式も終わり、すっかり桜も散って季節が変わろうとしていますね。
それと同時にコロナ感染拡大から一年。
ネット通販やリモートでの仕事とパソコン・スマホを触ることが増え、苦戦した方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私は職業柄リモートはありませんが、ネット通販が増えました。
そんな中、パソコンを勉強するきっかけをくれた恩師とも言える一人の先生を思い出しました。

これから必ず必要になる知識

見た目は今で言うイケおじ、スラっと背が高く細い。笑うと意外と可愛い。
性格は神経質に変わり者。
冬はいつも幾何学模様のベストを着ている。
その先生とは中学校の技術の授業で出会いました。

初めてのExcelに苦労する私たちを尻目に
「これくらいできやんでどうする」
「怖がることはない。なんや失敗したら死ぬんか。笑」
「何もやってへんのにおかしくなることはない、何かやってるからおかしくなるんや」とボソボソマイク越しにつぶやいていました。
年間を通して時間割の作成、入力、関数を使った授業数のカウントと並行して名刺の作成などたくさんの課題を容赦なく出してきます。
それでも私は技術の授業が選択授業で取るぐらいに好きでした。

ある日、選択授業の一環でパソコン検定を受けてみることになりました。
試験内容は知識とタイピングだったと記憶しています。
我が家にはパソコンがなく、特にタイピングが不安だと相談すると先生は「これから間違いなくパソコンのスキルは必要になる。確かに5教科も大事やけど将来的には絶対こっち。学校のパソコンどれだけ使ってもいいから絶対に受かりなさい。」と言ってパソコン室を開放してくれました。
(無事合格しました)(ありがとう、イケおじ)

その後、もっとパソコンに関する勉強がしたいと思ったので商業高校に進学しました。
情報処理にワープロ、プログラミングを学びました。
結局、介護の道に進んだので業務にあまり活かせてません。
ですが、この10年ほどでスマホやタブレットに始まり、たくさんの〇〇ペイなど新しいものが登場して来ています。
新しいものが出るたび、先生の「怖がることはない。なんや失敗したら死ぬんか。笑」を思い出しながら挑戦しています。
失敗したなと思ったらやめたらいいくらいの軽い感覚です。死にはしませんからね。
一番伸びしろのある中学時代にこれからパソコンは必要なスキルになると言ってくれた先生には感謝しかないです。

終わりに

ここまでご覧いただきありがとうございました。
先生は今どこで何をしているかはわからないけれど元気でいてくれるといいな。
良かったらスキしてくれると嬉しいです。
それでは!

なみ

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