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吃音症の話

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吃音症のコラムをまとめてます。当事者として自身が体験したことを書いています。
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吃音症治療のために、言語聴覚療法を試しましたレポ②

吃音症治療のために、言語聴覚療法を試しましたレポ②

今日は2回目の治療でした。

前回(10/14)の一週間後。
それまで毎日、宿題であった深呼吸の練習と「北風と太陽」の音読練習をやってました。

着いてからはまず、診察で健康状態などの確認をして、また性格診断のようなテストを3枚くらい記入。

それからST(言語聴覚療法)に写りました。
深呼吸練習をしてから、音読練習の成果の確認のために言語聴覚士さんの前で音読をしました。

練習では吃りはほとんど

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吃音症治療のために、言語聴覚療法をやってきましたレポ①

吃音症治療のために、言語聴覚療法をやってきましたレポ①

吃音症の治療として、某病院のリハビリテーション科で言語聴覚療法(ST)をやってきました〜!

私の治療記録なんですが、もし吃音症当事者の方の参考になれれば幸いです。

まず、順を追って書いていきます。

社会福祉士さんから言語聴覚療法をしている病院を紹介してもらい予約の電話をしました。

日付を決めてから受付の方から、大きな病院の為『紹介状』がないと初診料+3000円がかかることを教えてもらいまし

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隠すのではなく治すために吃音症と向き合う。

隠すのではなく治すために吃音症と向き合う。

四半世紀ほど生きてきて私は「納得のいくまでとことんやらないと気が済まない人間」だと理解した。

幼い頃からの悩みである吃音症に向き合うと決めた私は社会福祉士さんの紹介で、言語聴覚療法を試してみることにしました。

そう決めてからの行動は早く、電話でリハビリテーション科で予約を取り、掛かり付けの心療内科で紹介状を出してもらうための手筈も整えました。

不安要素は少しでも減らしたい。私は吃音症とは長い

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家族に吃音症を理解されたい話。

家族に吃音症を理解されたい話。

私は今、限りなく実家なんだけど実家ではない所で家族と暮らしてるのですが(含みがありすぎてごめんね)、この家から引っ越す夢を見ました。

多分、私の願望が夢になって表れてるのだと思います……

何とも言えない~~

何故引っ越したいのかと言うと、それは家族(主に母親)が吃音症に理解がないからです。

母親からしたら吃音症の娘と言うのは受け止めがたい現実なのだと思います。

私の吃音症を「普段は全然(

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どうやって吃音症で障害者手帳を取ったかの話。

どうやって吃音症で障害者手帳を取ったかの話。

今回は吃音症でどうやって障害者手帳を取ったか、その方法の話を書きます。

吃音症は厚生労働省の認定のある発達障害ですので、申請すれば障害者手帳を受けとることができます。
まず始めに注意したいのは吃音症でとれる障害者手帳の種類です。

吃音症は発達障害に分類されるので取得できるのは「精神保健福祉手帳」です。

今回は私がどのようにして申請したかの話です。

参考になれば幸いです。

そもそも私が障害

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25歳の私が吃音症で障害者手帳を取った理由

25歳の私が吃音症で障害者手帳を取った理由

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25歳になった春の終わりに、私は吃音症(きつおんしょう)で障害者手帳を取ることにしました。

私は6歳(小学1年生)の時には吃音症があるのを自覚していました。
ですので吃音症とは今年で19年の付き合いになります。
結構長い付き合いです。
付き合いが長くても未だに吃音症との距離は変わらず、成人してからも吃音

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