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6月8日~14日までで読んだ本、マンガ、見たアニメ、映画!!

KAI


雨と湿度、熱帯夜が不快極まりない今日この頃。皆様どのようにお過ごしでしょうか。

僕は相変わらず、失われた時間を取り戻すべく、コンテンツを吸収しておりました!!目標は一日1コンテンツ!

それでは、6月8日~14日までで、読んだ本やマンガ、見たアニメ、映画を一言ずつ感想を書きながら紹介していきたいと思います。


マンガ編


進撃の巨人 34巻

ついに最終巻!発売!みんな読んだか!?
エレンの暴走を止めるべく、かつての敵たちと協力する調査兵団一行。約12年に及ぶ大作、堂々完結!!

ついに最終巻が発売され、これでマンガの方は終わりか……と感慨深くなった(アニメはこれからだけどね!)。最終話をリアタイで読んだときの感想は以前アップしたのでそちらをチェック↓↓↓

単行本での加筆修正や、最後のお馴染みの嘘予告が見どころとなっている。最後まで読者を楽しませてくれる心意気に感謝!ラストシーンからの嘘予告は何とも言えないカタルシスを呼ぶ!本当に良い作品だったと心から思った。諌山先生の今後の人生に幸運を!


パラレルパラダイス 14巻

国中から追われる身となった陽太。彼を追っていたアルスレイヤのガーディアンたちは陽太と出会い、次々と頑なだった心を開いていく……

相変わらずの頭の悪い展開が続くぜ!(誉め言葉)。このマンガはいわゆる異世界転生系の作品なのだが、岡本倫節炸裂で、ネジがいくつか外れている!下ネタ全開で(というかエロ漫画)、唐突にギャグを入れたかと思えば、急展開だったりと色々な形で楽しませてくれるマンガだ!深読みすれば昨今のなろう系作品への風刺とも取れなくもないが……いや多分そんな奥深さはないだろう!色々ぶっ飛んだ展開で大いに笑わせてくれるのでそれでいいのだ!!


アニメ編


少女革命ウテナ

幼いころに出会った王子様に憧れるあまり自身が王子様になりたいと願う少女、天上ウテナは鳳学園の生徒会の面々と薔薇の花嫁、姫宮アンシーを巡る決闘に巻き込まれて………何だこの話は!?

 幾原邦彦監督率いるBePapas(ビーパパス)による作品。輪るピングドラム」は最高傑作だったのでこの作品も見てみた!全39話だったのでかなり骨が折れたぜ!ピングドラムやユリ熊嵐などと同様に、相変わらず何の説明もないまま物語は進むし、意味深なモチーフを画面にぺたぺた貼り付けているし、考察すれば沼にはまりそうな興味深い演出が施されているしで、視聴者置いてけぼりだ!!だがそれがいい!ドンドン置いていってくれ!
 少女の抱く王子様幻想を巧い具合に砕き、待ってるだけじゃなくてお前自身が気高い存在になれよ!と画面全体で語り掛けてくる素晴らしい作品だと思う!寺山修司に影響を受けたという演出と宝塚風の設定の奇跡の融合を是非見てほしい!!絶対運命黙示録!!


映画編


少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録

鳳学園に転校してきた天上ウテナは「薔薇の花嫁」と呼ばれる姫宮アンシーと出会い、彼女を巡る生徒たちとの決闘ゲームに巻き込まれる……

 少女革命ウテナの劇場版。ストーリーの大筋は変わっておらず、アニメ版との関連はなさそう……。ショートカットのウテナを見ることができるぞ!!相変わらず何の説明もなく、意味深なカットやモチーフを多用して視聴者を考察の沼に引きずり込む。何回も見直したくなる作品となっている!物語終盤で、イクニ作品の極致とも言えるような、口がポカーンと開きツッコミを入れたくなる演出が待っているぞ!!是非その目で確かめてほしい。少女の欲望に真摯に向き合い続け、幻想からの自立を迫る圧巻の作品となっている!!絶対運命黙示ろーく!!


書を捨てよ町へ出よう

北村英明は21歳。線路沿いのボロボロの家で、ウサギ好きの妹と無職の父、万引き常習犯の祖母と暮らしている。青年の感情の爆発を実験的な映像で描写した寺山修司の代表作!

 ウテナやピングドラム、ユリ熊嵐とアニメを見てきて、 幾原邦彦監督はどうやら寺山修司の影響を受けているらしいと知り、見てみたわけなのだが……納得がいった!説明なしの意味深なカットの連発や、衒学的なセリフ回し、謎のモチーフを見せたり、第4の壁を超えることで視聴者の頭を使わせる演出はかなり似ている!!ネタ元を知る楽しさここにあり!
 作品の内容としては当時の左翼思想の最前線であるコミューン的な共同体と地域共同体、どちらにも所属することのできない青年、北村英明の内面を描いているものと思われる。
田舎出身の僕としては非常に共感できる部分が大きかった!田舎特有の閉塞感が苦手で、地縁・血縁を超えた共同体に憧れながらも、どこかそこに乗っかることができない気持ち分かるよ!!おそらく、寺山修司自身の気持ちでもあるんだろうな……。この映画を見て、アングラ演劇にちょっとだけ興味が湧いたのでもっと見てみたいと思った。青年期のグツグツしたメンタリティーを奇抜で謎めいた演出で魅せる、一度見たら忘れられない、そんな映画だった!


田園に死す

母親と二人きりで恐山の麓で暮らす私。隣の家に嫁入りした若い人妻に恋をした私は、外の世界への憧れを抱えて駆け落ちを図ろうとするが……。寺山修司の自伝的な要素を含んだ名作!

 寺山修司の映画で二本目に見た作品。案の定、物語はよく分からないし、興味深い演出の数々で頭にこびりついて離れない作品だった!「今の私にとっての過去の私」、「過去の私にとっての今の私」という双方向の視点で物語は進行していく……。愛憎入り乱れる母親への複雑な感情を様々な奇怪な演出を加えながら2次元に落とし込んだ寺山修司すげぇ!となる作品。
 親は祝福であると同時に「呪い」でもあるというのは現在の「毒親問題」などと通ずる。古くて新しいテーマなのだ。寺山修司自身が親という生まれて最初に現れる他人に対して色々思うところがあったということだろう……今、見ても色褪せない普遍的なテーマを扱った「田園に死す」。何回か見直して感性を豊かにしつつ、自分の考えを磨いていきたいと思った。あと、今度、恐山に行ってみよう!割と楽しそう!!


本篇


進撃の巨人 キャラクター名鑑FINAL

 進撃の巨人のキャラクターの一覧と完結を迎えた諌山先生へのインタビューが掲載されている本書。
 キャラの名前や行動がツラツラ書かれていて、思い出すのにちょうどいい。約12年間で出てきたキャラたちを眺めながら、自分と進撃の巨人の歩んできたヒストリーに思いを馳せるのも一興!
 そして、何より諌山先生へのインタビューが本書の価値を無限へと収束させている!連載中の苦悩と成長、キャラクターへの思い、完結を迎えた上での心境、ベストエピソードなどなど…様々なことを語っている。ファン必見だ!特に最後の先生の言葉は痺れた……自由とは何かという深遠なテーマに先生なりの「答え」をはっきりと述べている。混乱していく世の中だからこそ深めなくてはいけないテーマへの「答え」には共感しかない!ずっと読んできてよかったと心から思える瞬間だった…サンキュー!諌山創!


シュルレアリスムとは何か

20世紀初頭に起こったシュルレアリスムの思想と運動。それを「メルヘン」と「ユートピア」と絡めながら論じた講義集。

 日本語で「シュール」という言葉はよく使われるが、その元となった「シュルレアリスム」について詳しく知っている人は少ない。寺山修司やイクニが多用するその手法を知りたくて、買って読んでみた。
 シュルレアリスムのSの字くらいは知ることができたと思う。20世紀初頭に起こった思想と運動を「自動記述」と「デペイズマン」という観点から説明しているが、その発展まではページの都合上書かれていない。ただ、そのエッセンスだけは何となくわかったので今度は色々絵画やら作品やらを見て深めていきたいと思った。
 また、シュルレアリスムを「メルヘン」と「ユートピア」と絡めて立体的に論じているのは興味深い。特に「ユートピア」の章は日本への皮肉がたっぷり込められていて含蓄に富んでいる。秩序性、反復性、合理性の三拍子そろったユートピア思想を突き詰めると個性の消失が導かれるというのは背筋が凍る。日本の行く末はいかに……


おわりに


6月8日~14日までに触れた作品を紹介する記事を書き始めたのは14日だったのだが、色々やらなくてはいけないことが重なり、本日6月18日に公開することになってしまった!

時間の使い方を考えなきゃいかんなこれは!

無尽蔵にあるわけではない時間をいかに活用していくかというのは一生の課題である。もっと効率の良い方法を考えなきゃいけないと改めて思った。

この一週間で特に面白かったのは「少女革命ウテナ」と寺山修司の映画である。

どれも新鮮な演出ばかりで、表現の幅の広さを知ることができた。人間の想像力ってまじですげぇ!

新しい発見があった充実した一週間だった!


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