加藤学宏
noteで書くきっかけづくりに、質問箱をはじめました。ライターのことだけでなく、なんでも質問してみてください。できるだけお答えします。
フリーランスのライターだと宣言してから、もう3年半が経った。未経験でいきなり、なかば勢いで始めた仕事。それでも何とか生きている。得意分野であるB to BのIT領域を主戦場にしたのは間違っていなかった。需要は多く、なり手は少ないブルーオーシャン。しかも比較的単価は高い。そもそも好きだ。 日本を代表するライターのひとり、古賀史健さん。今年、学校をつくり、教科書をつくった。比べるのは分不相応だけれども、自分にも何か伝えるべきことがあるのではないかと考えるきっかけとなった。会社員
新型コロナウイルスのせいで、寂しい卒業式が続いているようだ。気の毒だが、悪いことでもないように思う。それだって、価値ある経験かもしれない。寒いなか強要される、長くて面倒な式典が無くなったのだし。 在校生代表「思い出が、走馬灯のように、よみがえります」 みんな「よみがえります」 小学校の卒業式、毎年こんな感じのセレモニーがあったと記憶している。毎年同じ台詞である。何度も練習させられる、じつにバカバカしいシーズンが今ごろだった。 練習が厭わしいだけでなく、僕は「走馬灯」の
自宅兼事務所では、飲み物の消費が激しい。夏場はパックのアイスコーヒーを買っていた。冬になり、ドリップのパックで入れていたが、カップにセットして湯を注ぎ、そして捨てるのが面倒になってきた。前から持ってたカプセル型のマシンでは、思い通りの量にならずコストも高い。 そこで、えいっと買ったのがデロンギのマシンだ。10万円以上するが、この類は経費処理できないのが個人事業主の哀しさ。 豆を挽くところから全自動で、すごく便利だ。欠点を挙げるとすれば、洗浄に思いのほか水を使うので、ミネラ
ちかごろ海老名が騒がしい。 2019年11月のこと。ぼくは母校である神奈川工科大学の学園祭へ行き、もしアド街が「下荻野」だったら間違いなく1位であろう居酒屋「やきとり大吉 下荻野店」でジャズ研究部の後輩たちと食材がほぼ尽きるまで飲んでいた。 日中は激渋滞する小さな道。夜はバスもタクシーが来ない道。いまでこそそんな印象だが、江戸時代の地図では主要街道であり、すぐそばの「荻野新宿」は交差点やバス停の名前として今に伝わる。大山詣りの参拝客で賑わったことだろう。 最寄りの本厚木