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早速始動している「次の」箱根駅伝への戦い

もちろん全てが全てではないですよ。トラックもあるし、関東インカレなどもある。マラソンに挑戦する人も居るでしょう。当然大学中長距離は「箱根」だけではないし、他の地方でも出雲や全日本を目標にしているチームも当然あります。

ただ今回は「箱根」で話を絞らせて頂きます。

新チームとなって箱根駅伝及び予選会を考えた時には驚くほどレースで試してみるチャンスは少ないんですよね。特に予選会チームは良質なハーフマラソンで記録を上げ、実戦練習を積める場というのは案外チャンスは少ない。

10月に行われる予選会前にハーフは出ないし、夏は走り込み。暑い季節は避けたとすれば大きな大会としては4月にある焼津ハーフ(大学対抗ペアハーフ)はあるものの、大抵のチームは3月の日本学生ハーフをロードシーズンの終わりに位置付けていると思います。あとは基本的に個人出場という感じでチームで大挙出場というのはあまりない印象。

箱根駅伝チームは11月に上尾や世田谷などのチャンスもありますが。2月に丸亀ハーフなどにも挑戦したりする。関東では深谷神奈川赤羽などをはじめ、幾つかのハーフからチョイスすることでしょう。奥球磨など、全国各地にもレースはあります。

ところが今回、青山学院大は毎年東海大が出ている高根沢ハーフに大挙出場。箱根駅伝を走ったメンバーを含め、控えだった選手、1年生も多くチャレンジしてきました。(2019結果) 2018とも比較してみて下さい。

王者を奪還すべく早速始動してきた印象です。


あくまで印象ですが、青山学院は全国男子駅伝に多くの選手が選ばれ(もちろん今年もですが)そこから始動するイメージでしたが、今年は強化と育成をより早く、新たな手を打ってきたのではないでしょうか?

ご指摘があったので本文は変えないまま訂正します。昨年2018は青学大は高根沢ハーフを未出場でしたが、それ以前は出場されていました。

3月の日本学生ハーフも予選会と似たようなコース、場所を走るので予選会チームは試走がてら目標にしてくることも多いです。

しつこいようですが、チームは多くの目標、目的があるので箱根駅伝が全てではありません。ただ箱根駅伝も当然頭に入れて戦略を練っていかないと人数も距離も一番長い、総力の必要な大会で勝負は出来ません。

遠い、長いようであっという間に次か来る感触はあると思います。予選会チームはたったあと9ヶ月。3ヶ月スパンで考えても「たった3回」しかありません。

水面下だけでなくもう表でもガンガン戦っていく、チャレンジは始まってるのでしょう。青山学院は原監督のTwitter開始。東海大は両角監督が10kmレース出場。場外でも火蓋が落とされたと勝手に面白がっています(笑)

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