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忙しいことが、特段に素晴らしいわけではないけれど

「貧乏暇なし」という言葉は凄い虚しい響きがある。できれば忙しいならそれに見合う対価が得られた方が良いし、自営業やクリエイターなら尚更、自分で仕事の方向性と内容を決め、きちっと利益が上がるようにしていく必要がありますよね。

クリエイティブにとっては「暇」がある方が良いし、スポーツを行うにも「余力」が必要なので、生産性向上や時間単位の収益アップ、効率アップには非常に関心があります。世の中に「ムダ」な仕事はないかもしれないけれど、効率の悪い、ちょっと不便なサービスや仕事は減少していく方が余力も暇も生み出しやすいし、別の新しい仕事や生産性の高い仕事、事業が成立しやすくもなりますよね。それがスポーツにとってもプラスになる。

ちなみにランニングにおいて、特に長距離は効率の良い走りを大事なベースとして考えますし、求めていきます。シンプルな走ることを追究していく際には無駄を省く作業も多くあります。

しかし、無駄だと思って排除したことが実は中長期的にはマイナスになることも多くあります。ただただシンプルに、効率よく走り込み続けるだけでは行き詰まりや伸び悩みに繋がります。

*その辺を学ぶ、体感する為に走遊Labに参加しませんか?

正直なところ、日常においてわざわざ苦痛を味わう必要がありません。走る時も自宅を出て、気楽に走るだけで充分とも言えます。でも、時には刺激が欲しい、変化が欲しいと感じませんか?

今までは快適に走れたご近所一周も、段々と飽きが生じることもあります。もうちょっと自分を追い込んだり、チャレンジしたくなったりもします。だからレースに出てみようと考えたりもすると思うんですよね。そういった方々にもぜひこちらのレースを走って欲しいです。

ボランティアも同じで、わざわざ誰かの為に寒空の中で取り組む意味を見出せないかもしれません。もちろん、大会主催者や運営側としてもそのボランティアの意義や楽しんで頂けるような仕組みや説明が必要だとも思います。

でも、何より自分自身が日常とは違う時間を、体験をすること、有することは大きな意味や価値を持つと思います。その辺をどう変換するか、腑に落ちる思いにまでなるかかな、と思います。


子どもは暇さえあれば何か遊びを考えだします。心身が常に動いています。そんなに先のことを考えず、まずは目の前に、心惹かれる何かに夢中になって動き続けます。だから成長が早いし、クリエイティブなのだと思います。

でも、大人であってもそんな1面を持って活動すれば成長できるし、日々が大きく変わるのではないでしょうか?

「暇」という概念。「余力」は必要ですが、そこで何を考え、何を入れていくか。休養ももちろん大事ですが、その暇や余力を楽しいこと、充実感や爽快感を感じる何かに当てることが長い目でも活きてくるし、健全な心身の運用にも繋がるような気がします。

スケジュールがつまると「忙しい」と感じることもあると思います。忙しさは辛さや苦しさもあると思います。でも、常に「暇」な状態も不安感や焦燥感にかられることもあると思います。暇だけどどんどん稼げるならばそれで良い気もしますが、いくら稼げていても充実感が得られないと人は働く、もしくは何らかの活動をするものだと思います。

経営や事業、クリエイターにとって暇なくらいならどんどん新しい何かに取り組んだ方が良いし、それが利益に繋がるなら、スキル向上や信頼度アップ、知名度アップに繋がるならアクティブな方が良いですよね。暇と感じるくらい行き詰まりを見せるなら、発信したり、言語化したり、過去の棚卸をしたり、誰かと会ったり交流したり。

できることは今の時代、無限にありそうです。無限にあるからこそ忙殺されないようにバランスを取る必要はありますが、その辺の加減を身に付ける為にも、いろいろ若いうちから体験しておくのも必要かもしれませんね。

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