「走るということ」の見直し:60代後半男性パーソナルレッスン
「最近ここが気になって」「ペースはいつもこれくらい」クライアントのお話を聞いて様子を伺いつつ提案していきます。
今回はジョグの見直しを重点的に行いました。
先ずは状態のチェック。簡単なストレッチや動作を行って頂き把握します。どこがどう固いのか?動いていないのか?突っ張ったり、不自然な場所はないか?違和感は?
軽いジョグをしてみて少し緩和するのか、変わらないのか?そういった確認を行い、チェックを続けていきました。
今回はジョグの見直しを提案しました。
日頃のトレーニングには馴れてるペースでのジョグと、スピード練習を組み合わせてトレーニングされていますが、スロージョグは入れていないそうです。
「走っている実感を減らす」という表現は解りにくいですが、とにかくエネルギーを使わずに、フルマラソンを走るようなイメージで歩を進めるだけのジョギングをイメージして走りました。
「どこまでも走れそう」
そんな感覚を掴んで頂ければ、と。日頃のランニングでは予め距離を定め、いつも通りのペースで走られているので「その距離である程度出しきる」イメージに近いと思われます。残りエネルギーを2割余裕として残していても距離を伸ばせる余地は限られていますよね?
スロージョグ、距離もペースも考えずにただ歩を進めるようなジョグ(今回は1km7'30-8'00程度で行いました)は1人で取り組むにはむしろしんどかったりもします。
パートナーが居る、仲間が居る中で、共にのんびり距離を踏みつつ楽しむことが出来ると思います。
マラニックや観光ラン、スロージョグの練習会などへ参加するのも良いですよね。
ベテランランナーもぜひ導入、日頃のランニングを見直して疲れにくいジョギングをイメージして頂ければと思いますが、初心者の方、復帰される方にも超スロージョグはお勧めです。出来る限り負担を減らし、じっくりゆっくり脚を使っていく。作っていく。
そんなイメージを持ってやってみませんか?
クライアントの声:
自主練では片道約2kmを1km5分0~30秒目安で走っていました。ここ1週間、左脚のハムストリングが正座するときに痛むため、コーチに相談しました。
レッスンではそのような状況を踏まえ指導していただきました。復路は1km約7分で、予定よりジョグのペースを落としきれませんでしたが、普段よりはゆっくりでした。
疲れない走りも身につけたいです。
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