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ある陸上競技選手の足跡:高校2年生:近畿ジュニア

現在は近畿ユースと呼ばれる大会で、関西圏の場合は新人生と言っても開始される時期が非常に早く、近畿の時点ではまだ9月です。駅伝に配慮した形で、前倒しされており、有力校の選手もそこそこ出場できるチャンスがあります。

また、学年別に分かれているのも特徴です。

このジュニア(現、ユース)に1年時もとある種目に選ばれましたが(また別の機会で)、2年時は嬉しい5000m代表になることが出来ました。各校2名なので嬉しいですよね。

そうして地区、県とクリアし、近畿まで上がってきました。

考えてみたら、近畿で優勝するのって簡単ではないんですよね。でもなぜか妙な自信を持って臨んだのがこの近畿ジュニアでした。先に言い訳すると、そこそこ状態も良かったし、こっちで書いた日本海高校駅伝も選ばれたし、ベスト出てるし・・・

勢いを勝手に感じていたんですよね。それが思い切り裏目に出た・・・

実際のレース内容はあまり覚えていません。ただ、自分は勝てる、勝つんだ!!という思いで臨んでいたのに、思うようなレース展開にならず、途中でスパートされたら気持ちがぷつんときたというか、心身が対応しきれなかったのだけは覚えています。

結果はベスト+10秒の5位。ベストも更新できず、悔しい想いをしました。5位でも立派と言えば今は立派だったよ、と言ってあげられるのですが。

あの頃は調子に乗り始めていた自分が崩れ落ちるような気分でした。

お陰様で、その後再び引き締まった気持ちで臨んでいけましたし、ベストも5000m,1万mで出せ、3年生時に弾みもつく成長を遂げることが出来ました。

それにしてもあの時点で勝てる準備は何も出来ていなかったな、ということはよく解ります。プランも、ラストで勝負していく練習、準備もなかった・・・

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