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ランニングの教科書的存在

これ、結構一口にまとめるのは難しいし、レベル別や目的に因って違うでしょ?と言われることも多いので「だからこそ」まとめてみようと思いました。

確かに陸上競技とランニングは別物だし、中長距離でも距離に因って違ってくる。分類を細かく、ターゲットを絞ればその分細緻なものが完成する。

ただ基本的な部分はエリートランナーだろうが、シリアス、エンジョイでも変わらないし、ビギナーでも押さえるべきポイントは変わらないです。

良質なトレーニングと身体構築、動作・操作性を高めることというのも変わりませんし、ケガを防いでトレーニングを継続させることこそ「記録向上」に繋がりやすいのも共通しています。

なので適切な「教科書」と「先生(指導者)」を選んで取り組むことが大切だと考えます。


★★基礎編★★

★ジャック・ダニエルズ

身体を作ってランに挑む。運動習慣が一番大事。それはそうなのですが、だからといって一番最初に知りたいのは「ランニング」に関する基礎知識の方ですよね。もちろんこれはエリートまでしっかりと押さえておくべき土台になる本だと思います。

ランの楽しみに目を向けつつ、身体や心に、食生活や行き方にも目を向けていければ良いと思います。


★デビッド マーティン (著), ピーター コー (著)

これは古典に近くなっているものですが、押さえておきたい本。最新理論が全て良いわけでもなく、基礎を押さえ、良いか悪いかの判断をしていく為にも長年愛好されたこの本は手元に持っておきたい。


★テューダ・ボンパ

ピリオダイゼーション理論が詳しく紹介されている。年間計画の重要性、個別性、チームで取り組む時の注意なども記されていてコーチとしてはこの辺りは押さえておきたい。

基礎知識として学ぶスキル系も大事だけれど、本来はランニング指導の資格はこういったところに基づいて考えていきたいもの。

強豪校や競技者として活躍してきたアスリートは結構この辺は「体感」しているので、整理するためにも読んでおくと「言語化」し易くなると思います。


★★★

他にも良い本は幾らでもあるけれど「教科書」として考えるなら先ずはこの3点をあげたいと思います。

もちろん、ランニングを成立させるのにストレッチやトレーニング方法、環境づくりのためには様々な分野に派生します。「歩くこと」や「ドリル」なども必要ですし、「陸上競技」全般に触れたものではありませんが、とにかく今回はワンテーマ「ランニング」のみに的を絞りました。

また次のテーマでは詳しいものを紹介します。



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