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#noteランニングマガジン

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ランニングのエピソード、ジンクス、トレーニングなどのnoteを集めてランニング×noteで繋がりたい、支え合いたい、楽しみたいと考え、ピックします。 ランニングライフ、note… もっと読む
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#エッセイ

マラソンの楽しさと本気で取り組むこと

「あと半分もあるのにこのきつさか。今日はもうダメかもな」 「いや、あと2kmは頑張ろう」 「ここまで来ると公園のコースあと3周だ。粘れ」 「あぁ、向かい風かよ。ここで一人になるときついぞ。もう少し集団で我慢」 苦しさが増す中で繰り返される心の葛藤。 自己ベストが狙えるようなレベルでもなく、入賞などの順位が狙える位置でもない。 誰かに目標を伝えたわけでも、それを達成できなければ何か罰ががあるわけでもない。それでもなんとかその苦しさの中に身を置こうとする自分。 またこうや

東京マラソンと同じ日に鹿児島マラソンも開催されたけど和やかなイベントです

東京では世界6大大会にあげられている 東京マラソン2024が開催されましたよね。 同じように本日開催されたのが 我が郷土の鹿児島マラソン2024なんですが およそ1万人の市民ランナーが参加しました。 東京マラソンも大勢の参加者で賑わうけど 鹿児島マラソンも、地方都市にしては まずまずの盛況ぶりなんですよ。🤣 なんといっても、錦江湾沿いのコースなので 雄大な桜島の景色を眺めながら走れるのです。 おもてなし給食コーナーでは 水餃子のスープと個包装のおにぎりが配られ コース

2.28走遊Lab練習会:取り組み方を考える

昨日、とある「研修」に出席させていただき、学ぶ機会を得ました。よく解る内容もあれば、見直す良い機会になることも。こうした学びは一朝一夕では成らず、日頃からこつこつと積み上げていくことが大切ですね。 一気に浴びるように情報を得たり、勉強したり、トレーニングを詰め込んでも得られるものも多く、新鮮さや刺激も高まりますが、一方で負担が大きかったり、逸失していくことも多く、継続性が持てなかったりすることもあります。 少量のこつこつが必ずしも良いわけでもなく、フェーズや受容度を考慮し

2.26走遊Lab練習会:トレーニングのタイミング

いつでも、どこでも、時間を確保できたり、タイミングが取れれば練習できるのが理想です。アスリート感覚で、トレーニングを中心としたスケジュール、流れを組めればランナー的には理想ですが、そうは言えないのが普通の事情だと思います。 いわゆる一般ランナーは、仕事や生活、様々な状況の中で、出来る範囲のトレーニングやランニングに取り組むリソースを捻出しているのが普通だと思います。 そういった意味では、将来アスリートを目指す訳ではなく、スポーツに親しむレベル、生涯スポーツの観点からは、児

駅伝と銭湯とワインと

駅伝出走のきっかけ「おつかれさまです、乾杯!」 いつものワインバーで乾杯する数時間前まで、私たちは河川敷にいました。目的は、駅伝に参加すること。 ただし、私たちはあくまでもワイン仲間。では、どうしてワイン好き3人組が駅伝への出走を決めたのでしょうか。 きっかけは、メンバーのうち1人が「駅伝に参加してみたい」とTwitterで投稿してくれたことでした。私たちはワインショップで出会ってから、Twitterでもつながっていたのです。そして偶然にも、ワイン以外のランニングという

ランニングの練習をシンプルに考える

色んな情報が溢れかえることでどんな練習をすればいいか悩む人は多いかもしれません。 ランニングのトレーニングをシンプルに考えるなら以下の2つを守って行うことです。 1.継続 2.成長可能な負荷をかける シンプルですが簡単ではないです。 ランニングをやっていない人なら1に集中すれば同時に2も達成することになります。なのでどんなトレーニングが効果的を考えるよりは、どんな練習(頻度、距離、ペース含め)なら続けられるかを第一に考える方が良いと思います。 しばらく続けると1だけ

ランニング中に経験した感覚の不思議さに陶然とした実感を三つ

趣味でランニングをしています。持病があるためタイムを競うことはできませんが、安全に長くのんびり走る楽しみにハマり、はや十数年。ランニング中に訪れる感覚の不思議さって、なんとも言いようがありません。感じ取ったかと思ったら、消えていくの繰り返し。 自分の身体を「自分の身体能力だけ」で移動させる行為は本能的ながらも不可思議が多く、それゆえ飽きるということがありません。それらを実感した小話を三つご紹介します。 1)身体が傾き、自分で制御できない グラウンドやランニングコースで練

15キロ走ってみて、多くのサインに気づく

昨日都内では初雪が観測されました。冷え込む朝になりましたね。 ランニング大会を2週間後に控え、久しぶりに15キロ走ってきました。毎回実感するポイントが同じて、毎回苦笑する自分でした。 たいてい、最初の1キロに戸惑います。自分の足がこんなに重かった?とびっくりするくらい走れない自分と対峙するスタート。 最初の5キロは1番辛いものです。 そして次の5キロはまずまず。 最後の5キロはなぜか足が軽く、気持ちもハイになって不思議と予定通りに走りきれるのです。 12キロ地点で膝

ランニングと写真のちょうどいい関係

趣味でランニングをしています。 ランニングやってて良かった〜と強く実感できる季節は年に二回。花咲く春と、色づく秋!この時期は毎回のように、ランニングしては立ち止まり、好きな写真を切り取っています。何より、目に映る景色のきれいさに癒やされます。 結果。同じ5キロランでも、普段の倍以上の時間がかかるのです。つまり、純粋に走っている時間と、立ち止まって写真を撮る時間がちょうど半々くらい。 めざす公園の木々にうまいこと光が差し込んでいると、これは千載一遇のチャンスといわんばかりに

いよいよ神戸マラソン

こちらのnoteをご覧になる頃には神屋は現地に向かっている頃でしょう。昨年も同じように書きましたが、今年はより準備を進め、レベルアップして臨みます。緊張しながら過ごしてきた数カ月間でしたが、いよいよ当日を迎えました。 ペースセッターの受付や準備は比較的に緩く、一般ランナーの方々よりは走りやすい環境を用意されています。ですので、当日は比較的には余裕がありますが、それでも実際にこうしてnoteを書くのはちょっと難しいので、少しだけ前に書き上げています。 神戸マラソンのペースセ

水滴とランニングマシン

拷問の一種に水滴を垂らし続けるというのがあるそうです。 それ以外に刺激らしい刺激がないと発狂するのだとか。その効果はさておき、全く同じことを延々と繰り返されるのは非常にストレスです。 先日、丸一日同じ歌のワンフレーズを鼻歌で延々と歌われるという経験をして、気が狂いそうになりました。人間には刺激が必要なのだなと思います。 ジムに行くようになって、1ヶ月が過ぎましたが、最近下半身の血流が良い気がしています。というのも、下半身を中心に動かしているからです。 以前からヨガをし

僕がランニングを始めたら vol.8 『真っ白な霧。ランニングと人生と東京MGCと』

10月15日 AM6:09 18℃ 10.03km 1:02:28 6:14/km 朝5時。 アプリで外気温をみると17度。 思ったより暖かそうだ。 今朝はウィンドブレーカーは無し。 いつものハーフタイツにTシャツだけにした。 勇んで表に出ると、 鬱蒼と白い霧がたちこめてる。 マイコースの土手に向かう。 それにしても目の前が真っ白で先が見えない。 1キロ先が見通せたら靄(もや) 見通せる先が1キロ未満なら霧(きり) これが定義のようだから今朝のこれは霧だ。 そ

11.6走遊Lab練習会:楽しむ気持ちを思い出す

いよいよ第5回加古川まつかぜハーフマラソンも終わり、自分のレース、任務を控える番となりました。絶対に達成したいという思いとプレッシャーのようなものと向き合いながらトレーニングに励んできて、その面は良かったのですが、不安や弱気になったり、ストレスになると良くないですよね。 今回のまつかぜで走られた多くのランナーが神戸マラソンをはじめ、様々なマラソンやレースのステップに選ばれたというお話を伺っています。そして、そうしたランナーのみなさんが真摯に、チャレンジングに過ごされている一

いよいよ第5回加古川まつかぜハーフマラソンの開催日を迎えました11/5(日)

いよいよ大会当日を迎えました。今回は第5回大会とちょっとした節目の大会となります。6月のロードレース大会を加えると2021年11月7日開催の第1回加古川まつかぜハーフマラソンをスタートに、今回が「まつかぜシリーズ」七戦目となります。 過去の優勝者やコースレコードなどをまとめさせていただいたnoteも公開しましたが、こうしてシリーズ七戦目を迎えられることは、非常に嬉しいですし、大会運営や経験も、随分と蓄積されてきたように思います。 シリーズ第7戦、ハーフマラソンが5度目とな