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面白い/興味深い/共感するnoteたち

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タイトル通りの基準で素晴らしいnoteたち、何度も見直したくなる、お勧めしたいものを集めました!どうぞフォローして自分にあったnoteと出逢って頂ければ☆
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2019年3月の記事一覧

バズりすぎてはいけない

 僕はいま、このPLANETSで毎平日にメールマガジンを(つまり週5回!)、毎週1回以上インターネット生放送を配信している。我ながら正気の沙汰ではない発信量だと思うが、もう5年もこの形式を続けている。このメールマガジンには僕だけでなく、僕の友人や仲間たちがたくさん寄稿してくれている。作家、研究者、官僚、起業家といろいろな分野のプレイヤーが集ってくれている。  有名どころではチームラボの猪子寿之や、SHOWROOMの前田裕二、投資家のけんすうこと古川健介などが連載を持っている。

誰にも気づかれず崩れていく

田舎で暮らしていると、都会ではあまり機会のない行事というか、仕事がやってきます。 関係ないけど、田舎では都会では~の比較って書いててだんだん違和感を覚えるようになってきたのだけど、まあほかにわかりやすい書き方もないし、仕方ないよなぁ。 比較文化論の文脈とかでは大丈夫なんだけど。 で、話しを戻します。「道普請(みちぶしん)」という行事というか仕事が田舎にはあるんですね。 なにそれ? という感じの人もいるかも。そのままの意味だと、道路を修繕する仕事。田舎では地域の道路とか

渋谷の朝を、ランで楽しく。

朝6:30。渋谷スクランブル交差点。いつもの雑多な空間とはうって変わって、街はまだ静まり返っている。信号待ちをしている人も数えるほどしかいない。それだけでとても非日常な空間だ。 信号が青になると同時に走り出す。目指すは代々木公園。公園通りを駆け上がる時も、ほとんど人は歩いていない。今この街には「起きた人」よりも「寝る前の人」の方が多いかもしれない。とにかく静かな渋谷。この坂で少し心拍が高まり、自分の呼吸と足音が聞こえる。 登りきったらNHKホールを横目に通り過ぎ、歩道橋を

自分らしさを保つには

昨日、東大の卒業式が行われた。 4年間振り返って、なかなか幸せな学生生活を送ることができたと実感している。 あくまで主観的だが、自分らしさを失うことなく、周りの人たちの能力を素直に認め、多くの考えを吸収できた。 その理由としては”それなりに足が速い”という武器があったことが1番だと思う。 なぜかと言うと、東大ではとりわけ学業分野で類い稀な才能を持つ学生が全国から集まってくる。ほとんどの人は、今まではトップだったのに、大学に入って自分よりも上の存在に気づかされる。それ自

アスリートは翻訳家であれ - 前編:アスリートが翻訳をすべき2つの理由 -

先日、とある大手アスリートマネジメント会社の方から「契約選手に対してセカンドキャリアに関するサポートをしたいのだけど、何をすべきでしょうか?」と質問を受けました。 私は「資産運用や社会で活きるスキルを学ぶことも重要だけど~」と前置きをした上で「競技を通して得た学びや気付きを、競技以外のコトに翻訳できるようになることが重要」と答えました。 このnoteは前編後編に分かれており、前編はアスリートが翻訳をすべき理由について。そして後編では、翻訳によってアスリートが得られるメリッ

「独断と偏見で選ぶ #TrackTownSHIBUYA ベスト5」

集中して作業するときはPodcastを聴いているのですが、最近特に気に入っている番組があります。 最近のお気に入りは「Track Town SHIBUYA」という番組です。この番組は「渋谷のラジオ」というコミュニティラジオで、金曜日13時から放送されています。 「Track Town Shibuya」は、「2020年東京オリンピックの国立競技場を陸上競技で満杯にする」ことをコンセプトに始まった、陸上について55分間ノンストップで語られる番組です。パーソナリティは、元800

「広報がほしい」って、どの役割のことを言ってます?|広報Tips

「広報を手伝ってくれる人を探している会社があってさ。一度相談に乗ってくれない?」 ありがたいことに、そんなご相談を毎日のようにいただくようになりました。しかし話を聞いてみると本当にいろんなニーズがあり、こんなことを呟いていた時期も。 どんなプロジェクトもそうだと思いますが、専門人材をプロジェクトにジョインさせるのであれば、ジョブディスクリプションを明確にしておくことが重要だと思います。 そこで今回は(一般的に)広報活動の一環と認識されている仕事の中身を整理してみたいと思い

自分には何の才能もないと落ち込む人へ

できないから、それが仕事になるんだよ  みなさんは「才能」に悩んだことはありますか?    自分にはなんの才能もない……と落ち込んだことのある人がいたら、最近私自身、「才能」に関しての認識が更新されることがあったので、その話をさせてください。   ちょっと落ち込むことがあって、いつも元気をくれる友人女性とお茶をし ていた時のこと。彼女はもともと、けっこうなおデブちゃん(自称)だった のですが一念発起して1年で20㎏落とし、今は自分がやせた体験をもとに、 人にやせ方を教えるこ

いま求められる図書館ってどんなものだと思う?

こんにちは、ロンロ・ボナペティです。 普段どのような空間で読書を楽しんでいますか? 自宅やカフェ、あるいは移動中の電車などさまざまだと思います。 僕もいろんな場所で本を読んでいますが、今回は読書空間としての図書館について、考えてみたいと思います。 図書館という施設の歴史を遡ると、世界的には紀元前にすでにその原型があったようです。 いずれも収集を主な目的としており、大量の資料を収集することに重きを置いていました。 こうした閉鎖的な、知識の集積を主眼とする図書館のあり方は、中

僕たちは走ることで、世界に(より自由に)触れることができる

 ここ数年、よく走っている。毎日……と言いたいところだけれど、なかなか時間が取れなくて週に3、4日といったところだ。普段は5キロ、休日などは10キロ、ランニングするのが習慣になった。特に理由はない。健康のためでも、ダイエットのためでもなく単に「楽しい」から走っている。  走ると電車の移動とは違って街々のつながりを読むように移動することになる。閑静な住宅街から、ごみごみした学生街へ。そしてコリアンタウンから歓楽街へ。流れを感じながらの移動は点から点への移動ではなくて、線の移動

ちいさなせなか

ここのところ、2歳の娘がわたしの布団にもぐりこんでくることが増えた。 ……と書くとほほえましいが、実際はまだ加減を知らない娘のこと。「ごっ」という鈍いひびきとともに、わたしのあごにタックルを決めてくる。母の胸もとやあごにアタックを繰り返しながら、ぐるぐると回転し、自分の心地よいポジションを探しているようだ。 昨夜も、最初は自分の布団にうつぶせに横になっていたのだけれど、眠れないのか結局のそりと起きて、わたしの布団へとやってきた。 「娘ちゃん、お母さんのおふとんで寝るの?

「情報」は効率よく伝えればいいってものでもない

『大乱闘スマッシュブラザーズ』ってゲーム、みなさんはやったことありますか? 大人気のソフトなので、機種はなんであれ、ほとんどの人が1回はやったことがあると思います。 それで、いまはSwitch(スイッチ)が最新の機種なんですけど、今回もまためちゃくちゃ面白い。 ヒマなときに、ちょこちょこやってます。 ただ、実はぼくが使ってるSwitchの所持者は姉で、いつもリビングに放置されてるので勝手に借りてました。 タダで遊べてラッキーだな〜と思いつつ、昨日もいざやろうとしたと

鳥取マラソンにみる市民マラソン大会の経済効果(地方の場合)

先日、鳥取マラソンに参加してきました。約4300人が申し込んで、3800人弱が出場したとのこと。 雨だったので、不参加の方も多かったんだろうなと思いますが、それでも人口約20万人(鳥取市。とはいえ中心地は14万人程度)の街に3800人のランナーが集まるのは結構なインパクトだと思います。 鳥取マラソンの経済効果地方マラソンは近年あちこちでされていて、ブームなんでしょうけど、スポーツイベントといえばやはり最大のものはオリンピックでしょう。 オリンピックの経済効果は○○兆円レ

2019年3月13日 今朝の一枚

2020年からのダイヤモンドリーグのコンセプトが発表となり、放送時間を90分にまとめるパッケージにするため、3000m以上の種目がなくなるそうです。 EKIDEN Newsでは世界陸上のたびに男子10000mのパブリックビューイングを企画しているのですが、スタートしてほどよきところで、中継画面はだいたいやり投げに変わってしまい、現場は「あああああっ!10000m映せーっ!」と阿鼻叫喚の騒ぎになるのが定番です。(やり投げには全く罪はありません)北京・ロンドン大会では現地にいる