フォローしませんか?
シェア
昨夜の遅い、日付のまわった時間帯。仕事に行き詰まって、本を読んでいた。 行き詰まるというのは、自分と状況とを客観視できなくなることだ。そういうときぼくは、「遠いところ」の本を読むことが多い。自分が亜熱帯のジャングルをさまよっているとしたら、南極に住む皇帝ペンギンの生態に関する本を読む、という感じだ。 そこで出合ったのは、ある詩人の、こんなことばだった。 日本にはたしかに素人詩人が多すぎるようだ。彼等はまるで中学生のように、自分のいいたいことばかりを、勝手な言葉でいい散ら