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「スポーツ」note

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スポーツに関するnoteをまとめています。 (原則的には私が書いた記事) スポーツは「体現」という意味でもクリエイトと共通部分があると考えます。様々な場面でも応用できるでしょう… もっと読む
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#ランニング感覚

そもそも「足音を変える」ってどういうこと?なんでクラブチームで取り組むの??

一昨日、投稿したこちらのnoteですが、仲間たちも同じテーマでnoteを書いてくださいました。 このテーマを1つの軸にこちらの練習会を開催し、今後も展開していきたいと考えています。 このテーマ、思っているより奥が深いと思うんですよね。 ちょっとこの2つも参考に見て欲しいのですが、単純に足音を「消す」ことを目指すなら歩く時も「差し足、忍び足」でそとーっと、静かに息を潜め、気配を消して目指すことは出来ますよね? そう、いわゆる忍者走りと形容されるような走りをするマラソンラ

「足音」を変える

皆さんは自分の足音って気になりませんか?気にしたことはありますか? 最近は厚底シューズの影響でポコポコというような音を耳にします。とりあえずそこは置いておいて、その音のリズムは如何ですか?心地好いリズムを刻めていますか?なんとなく左右で揃わず、バラバラな音になってたら改善したいですよね。 自分は足音が出るタイプの靴を使用しています。現役時代は薄靴だったので調子が悪かったり、力んだりするとバタバタやペタペタの強い音が出ていました。一時期は神屋が後方から迫ってくるとすぐ解る、

腹筋の役割:ランニング感覚

最近、腹筋を多くやることを再開しました。ランナーにとって腹筋を多くやることで競技力が上がるかどうかは議論の的になっていますし、腰痛対策としても疑問視する論調もありますね。 ただ自分の感覚としては腹筋を地道にやっていくことで他のトレーニングのベースが出来ていく感じがします。 腰痛の原因の1つになりそうな動作をしっかり腹筋で支えることでダメージが腰へいくのを防ぐことが出来る。 腹筋にしても軽いものを積み重ねて徐々に負荷を高め、よりレベルの高い腹筋をすることで肉体改良が少しず

頭の疲労は意外と無視できないし、トレーニングにも日常にも大きな影響がある:ランニング感覚

みなさんは頭痛はありますか?しょっちゅう起きますか?病的なもの、あまりに持続するなら病院で検査を受けてみるのも大事です。今回はトレーニングや日常などの影響によって起きる頭痛、逆に頭の疲労がトレーニング等に影響を及ぼすことのお話です。 みなさんは整体や接骨院に行くことはありますか?マッサージはトレーニングジムやパーソナルレッスンは行かれますか?? このnoteを読んで頂いている方の中には専門家が居るかもしれませんのでこのnoteを引用し専門的知見を述べてくれるorコメントを

身体を調える:ランニング感覚

「整体ボディケアセラピスト」という資格を持っています。また競技経験や指導経験などと合わせて、身体操作や動作を長年に渡って考え、追求し続けています。 その根本となるのは身体そのもの。身体を調えないといけないんですよね。不調、調っておらずでは中々思うように操作も動作も行えません。どこかに動かない部位、凝り固まった部位、血流が悪くなった部位・・・ 調子が悪いところが動きを阻害し、上手く巡らせてくれません。 ケア、コンディショニングとか「治療」と言ってしまうとどうにも目的や課題

「力」とスキル:ランニング感覚

ランニングを続けていて故障や体調不良、中断がなければ大抵の場合、当初は伸び続けますよね。出れば出るほど、やればやるほど記録が向上していく。これがランニングの楽しみの1つ、競技選択する上でも大きな要因になりますが。 止める時、意欲喪失する時もここがスタートだからこそ、伸び悩んできた時にイヤになることも多くて。競技選手なら「才能の有無」にたどり着き、「シューズを置く」ということもよく見られる光景です。 ですが、よく考えて頂きたい。 確かにやればやるほど「力」は付いていきます

暑熱順化:ランニング感覚

前回「寒冷順化」に触れました。ちょうど段々寒くなっていく頃に書けば良かったのですが、なぜか冬真っ盛りに書いていて・・・ 今度は暑くなる前に書いておこうと思います。 これから運動会などもあり、外に出る子供も多いでしょう。もちろん大人も春を迎え暖かくなってきたので外出も増えると思います。 注意したいのはまた寒さが戻ってくる時もそうですが、何より急激に暑くなった日。ヒトの身体は簡単に順応はしてくれないんですよね。つい先日まで寒さに慣れようとしてくれていた身体が今度は暑さに馴れ

上り・坂道攻略:ランニング感覚

覚えて頂けている方には記憶されている神屋の山上り。箱根駅伝5区、1年時に担当したんですよね。急な起用で思うようには走れませんでしたがこれでも区間2位、往路優勝のテープを切りました。 実はその前、7月に行われた岩手登山マラソンで2位に入ったんですよね。ちなみに4年時は独走で優勝。上りの適性があったかどうかは解らないですが、少なくとも苦手ではありませんでした。 筋力やスタミナ、我慢強さなどを要素に上げたりは出来ますが、スキルというのも見逃せません。上りだからといって過度に力を

体重と身体の重さ:ランニング感覚

走らない人にとっての体重は数字でしか無く、あとは見た目を気にする程度だと思います。以前より増えると動く時に重いな、と感じる程度でしょうか。何か運動する機会がないとさほど「重さ」は気にならないと思います。 しかしランナーにとっては別。筋力低下やトレーニング不足でも「重さ」は感じますが、何よりどれだけトレーニングを積んでもベースになる「重量」が重いと効率よく推進力は活かせません。 どれだけF1級のエンジンを持っていても、車体がダンプカーではレーシングのボディの車には勝てません

寒冷順化:ランニング感覚

「暑熱順化」って言葉ありますよね?猛暑が続いたりして結構一般的に知られてきている言葉になっているでしょうか?その名の通り「暑さ」に「馴れていく」「順応していく」という言葉。 ランナーにとってはかなり重要で、急激に暑くなると身体がついていかず、4月後半などに急に30度近い気温になった時はくらっと来ることもあります。3月の春の陽気もちょっと辛い時もありますね。 急激な気温の変化には身体が順応してくれないんですよね。真夏は確かに暑いのですが、じわじわと馴らしていると意外と30度

故障:ランニング感覚

不思議なことで、一度痛みが強く出るとなかなか引かないんですよね。痛みが出る前、少し疲れてるな、状態が悪いなと思っている段階では無理は効いても。 いざ、痛くなるともうどうにも出来ない。「故障リスト入り」 中長期の離脱、回復を待つしか無い状態に陥ります。しかも再発にもおびえながら。昔は「故障して一人前」「故障しないやつは頑張り切れていない」なんて言葉も耳に入りましたが、どう考えても故障すると上述したように時間が掛るので、私は故障しないことが大事だと思います。 突発的、急性的

肩関節周辺:ランニング感覚

以前「僧帽筋」について記しましたが、関節のことも外せません。基本ぐるりと回せる関節の付近に様々な筋肉が覆う形でフォローしています。肩関節そのものを傷める場合もありますが、基本的に関節が動きにくいのではなく、その周りの筋肉が動かなくなっていることが多いですよね。 特に僧帽筋が張っていると「肩」が辛いと感じますよね。 他にも肩関節周辺の「腕」にある筋肉もパンパンに張っているとランニング時における腕振りは辛いと感じますね。これは荷物を持つ時も同じで。 僧帽筋とセットで張ってく

睡眠:ランニング感覚

みなさんはどれくらい睡眠時間を取りますか?ショート、平均、ロングという表現がありますが、多分に個体差があって一概にこれくらい寝れば良いとは言い切れない面があります。 ただこれはランニングにおける「走行距離」と同じで、データは知りつつもある程度は自分の感覚、経験値に基づく選択をするしかないでしょうね。 1つの目安は「時間」ですが、ちょっと解りにくいものには「深さ」という感覚的なものもあるでしょう。とにかく「深く」寝れたから凄く楽になった、疲労が抜けたという日もあるでしょう。

言語化すること:ランニング感覚

感覚が万人に共通することはあまりないように思います。トップアスリートの経験や主観的な発言は参考になってもそのまま自分にあてはめるのは難しかったりしますね。 片や一方、研究・データ・論文などは「一般化」されており、かなり汎用性は高いものとなっています。ただそのまま個別に役立つかどうかは不明で、アレンジが必要な面は多々あります。 ただどちらかというと個別性の強いものよりは「一般化」されたものの方がリスクは少ないと思います。 では感覚を言語化する意味はないか、トップアスリート