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「スポーツ」note

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スポーツに関するnoteをまとめています。 (原則的には私が書いた記事) スポーツは「体現」という意味でもクリエイトと共通部分があると考えます。様々な場面でも応用できるでしょう… もっと読む
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2020年2月の記事一覧

ランニングにおける「ドリル」の重要性と楽しみ方

皆さん「ドリル」はご存知ですか?えぇ、小さい頃に沢山漢字ドリルや計算ドリルをやりましたね。 違います❗笑 今回はランニングにおけるドリル。教科書のようなものをイメージした方は申し訳ないです。 動き作り、操作性を高める、アジリティ、神経や腱や筋肉に覚え込ませたり刺激を与える取り組みを指します。 「ドリル」を探せば多くの内容やトレーニング、考え方が載っています。我々が現役時代はスプリントが取り組んでたと思いますが、長距離選手はあまりやっているところは少なかったように思いま

ランニングと健康

このテーマはどこに線引きするかで意見も変わると思います。ハードワークが心身にダメージを与えるように、ランニングも本気でがつがつやればやるほどそのリスクも高まります。 ただトップアスリートの全員が健康被害があるかと言えばまたそうとも言い切れません。 この記事にもあるように、ランナーの多くは健康管理や日頃の節制に意識がいきやすくなります。ランナーだから意識するというより、意識し、ランニングやジョギングを始めるとどんどん意識が高まり、行動が変わっていきます。 最初からランナー

なんか書けない・・・でも力強く❗

大型のイベント、特にマラソンやハーフなどが中止や縮小の報が一斉に出て情報が追いきれないほどに。少しでもこの機会に名前が残って次に、そしてその地域を知るチャンスにとシェアしたりしていますが・・・ やっぱり寂しいし、暗い気持ちになってきますよね。仕方ないのは解るし、今回は予防策でもある訳で。 特にリスクマネジメントの観点からするとどこに線引きを置くかが難しいんですよね。最大級にしてしまうと経済活動、生活の全てが成立しなくなる訳で。 リモートでやる、オンラインでやるにしてもそ

駅伝とは?~その魅力を伝えたい~

長らくnoteで書き続けて、駅伝に関係しそうなものも何本か書いています。ハッシュタグで調べてみるとやはりその数は多い。 陸上競技の中の駅伝競技であり、ランニングであるというのが位置付けではありますが、実際は現役時代はほぼ中核に駅伝があったと言えます。 駅伝競技をやる為に練習をしていた訳ではありませんが、かなりのウエイトを占めていたし、個人競技としての陸上競技より駅伝というチームを意識し続けてやってきた感が自分にはあります。 これは誰かにそうしろ、こうしろと言うものではな

ランニングにおける座学の重要性

座学が目的ではなくあくまで手段ですが、ランニングにおける知識やスキルは実践を通して心身に落とし込むことが大切である反面、実践の場で得た感覚や知見、知識やアイディアをその場限りで消失せず次に活かせるかは非常に重要です。 予習→本番→復習 その予習と復習も非常に大事です。先に情報を持って本番に臨む。そこで得た情報をフル活用する。その繰り返しと効率の良さ、質の高さがハイパフォーマンスや故障等の予防にも、学習にも役立ちます。 動画を活用する仕組みや オンラインでの研究会という

動画を活用してパフォーマンス向上に役立てる

もう今はどこでも誰でもやっていること。動画撮影や活用ですが、その方法を最大限に活かしているかは常に考えたいですね。 ただ撮っただけでは記念に残るだけだし、自分で何度も見返しても着眼点が解らなければ他人のを見ても自分のを見ても悩みが深まりそうで。 仲間同士でやるにしてもそう。やはりプロの視点や観察があるかないかは大きいです。これは別にマウントを撮ろうとしている訳ではないですが、一般化にせよ、個別性にしても経験と本職としてやってきた自負があります。 もちろん高いレベルのラン

ランニングと囲碁:鍛える部位に注目

前回は囲碁を主体にタイトルを付けたので次はランニングが先です。ランニングは言わずと知れた全身運動ですが「全身」とは言ってもやはりエネルギーを優先して使う場所とそうでもない場所に分かれます。 そして走っている時は脳のエネルギー消費は最小限で抑えたいところ。本来、脳は相当なエネルギーを消費する部位ですのでそこでエネルギーを持っていかれると辛い。 そしてランニングを離れた場所でもランニングのことばかりを考えているとしんどい。 「常在戦場」というのは常に戦いを考えろというよりは

囲碁とランニングの共通項:ゴールイメージ

完全主観、神屋の目線で記しますこのシリーズ。囲碁とランニングの共通項を探っていきます。 囲碁って0状態から始めます。まっさらな、何も置いていない盤面を見つめて黒が第一手を打ちます。そこから全てが始まる。 ランニング、マラソンもスタートラインに付いている間はまだ始まっていないですよね。号砲と共に始まる。 そのスタート前、打ち始める前に「ゴールイメージ」を多少なりとも思い描いて臨むと思うんですよ。 「今日はこんなレースをしよう」 「今日はこんな戦法でいこうか」 始まって

ランナーがサッカーやフットサルに取り組んでみる意味

こちらのイベントを立て、こちらのnoteを書きました。 神屋は以前から、特に武蔵野学院大学で監督をさせて頂いている時には環境も与えられていたのでどんどんサッカーなど他のスポーツもトレーニングの一環として取り組んでいました。 不思議なことで陸上競技の専門的な練習をやっている時と同等かそれ以上の伸びや向上が見られたりするんですよね。 専門的なトレーニングはどうしてもタイムが気になり、上手く走れないと質も効率も下がっちゃう。だけどサッカーをやると無心にダッシュしたり、飛んだり

ランを技術で考える:サッカー・フットサルに活かせること

サッカーって結構走るイメージはありませんか?もちろんどのスポーツにもランニングシーンはあるし、ベースになるものだと思いますが、特にサッカーは思ってる以上に持久力、ランニングの走力が求められます。 上のデータはJリーグのものですが、プロサッカーの場合、概ね1試合につき10kmほど走ると言われます。 高校サッカーやユース世代はもう少し少ないものの、中には10kmを目安に強化しているチームもあるようです。 高校駅伝でも最長1区で10kmだと考えると、サッカーはその運動量は非常

チームを組むということ

思えば2014年に設立したKRCも6年間はほぼ神屋個人の活動とリンクしていて「チーム」としてあまり動けてなかったんですよね。1対Nという感じだとどうしてもそうなりがちで。 その時々の神屋の動き、事情で揺れ動いてしまう。それがようやく6年目にしてフェーズが変わります。 加古川ではキッズを中心に活動が動き出し、コーチの井上さんと他にも色々仕掛けようとしている段階です。 東京ではKRC東京としてまず以下の練習会を担当する方々で開催します。 これまでの1対Nがここに来てN対N

そもそも「足音を変える」ってどういうこと?なんでクラブチームで取り組むの??

一昨日、投稿したこちらのnoteですが、仲間たちも同じテーマでnoteを書いてくださいました。 このテーマを1つの軸にこちらの練習会を開催し、今後も展開していきたいと考えています。 このテーマ、思っているより奥が深いと思うんですよね。 ちょっとこの2つも参考に見て欲しいのですが、単純に足音を「消す」ことを目指すなら歩く時も「差し足、忍び足」でそとーっと、静かに息を潜め、気配を消して目指すことは出来ますよね? そう、いわゆる忍者走りと形容されるような走りをするマラソンラ

「足音」を変える

皆さんは自分の足音って気になりませんか?気にしたことはありますか? 最近は厚底シューズの影響でポコポコというような音を耳にします。とりあえずそこは置いておいて、その音のリズムは如何ですか?心地好いリズムを刻めていますか?なんとなく左右で揃わず、バラバラな音になってたら改善したいですよね。 自分は足音が出るタイプの靴を使用しています。現役時代は薄靴だったので調子が悪かったり、力んだりするとバタバタやペタペタの強い音が出ていました。一時期は神屋が後方から迫ってくるとすぐ解る、

見渡せば:地域の力

スポーツの憧れはテレビでも始まるけれど、身近にスゴい人たちが居れば、活躍する場や大勢の方々が応援に集まるスゴい大会やイベントがあれば目指しているうちに、取り組んでいるうちに自然と相当高いレベルへと到達していたりする。 それが地域の力だったりしますよね。 チームや組織だけで育成する、盛り上げる、強化するのは限界があって、どんどん面白い人やことが沸き上がってくるのは地域全体の力があってこそ。 地域をちょっと身近な部分に置き換えても良いと思います。見渡せば多くの活気づいた何か