2021年前半に見た映画感想(ネタバレあり)

今年1月~6月に見た劇場公開作品をまとめる。今年公開でない映画もあるけどまあ、まだやってたので…。多少ネタバレもあるかも。(~)内は見た日付。

夏目友人帳 石起こしと怪しき来訪者 (2/19)

いい話とちょっと切ない話の2本立て。良かった。

Tokyo 7th シスターズ -僕らは青空になる- (2/26)

画像1

(↑最初のフォトセッションコーナー。画面に近すぎて全体が撮れてない…)

最初に自己紹介や説明があるので、ナナシスのゲームとか知らなくても見れる。オリジナルストーリーで、ゲーム本編からすると外伝的な感じ。ナナシスのキャラが動いてるの見るだけでだいぶ感慨深い。

他界したオタクが厄介な存在になる話(?) ええと、ツッコミどころが多い…!

まあ、しょーもないシリアスやるのナナシスだなあというか、そういうとこあまり好きではない…もっとフィルムライブっぽい感じでもいいんですよ…いやそんな動かす予算ないか…

鬼滅の刃 無限列車編 (3/2)

よかった。退屈もしないし。けど、好きかと言われるとそれほどでもない。最後の炭治郎と猪の台詞が本質って感じでよかった。

えんとつ町のプペル (3/3)

アニメ映画であまり見ない感じで、変でよかった。ただ、90分程度の筈なのに異様に長く感じた……話がなかなか進まないなあと。映像は良かった。

見ててちょっとサカサマのパテマ思い出した。

ラーヤと龍の王国 (3/10)

まあよかった。ファンタジー。さすがディズニーというか、映像はすごい。世界最先端。
話はまあ、いいんだけど、そこまで好きではない。最後の展開ずるいよ。なんか展開に納得できない部分もあり。

プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第1章 (3/12)

続き物ではあるけれど、一話完結で短くてよかった。まあストーリーは安定かな。テレビシリーズがよかったなら見て損はない。

声優夫婦の甘くない生活 (3/23)

うーん。まあ、よかった。

ソ連で有名な映画吹替の声優をしていたイスラエル系の夫婦が、イスラエルに移り住んで、声優の仕事を探すが、ロシア語の需要はない。妻はテレフォンセックスの職に就いて、そのことで揉める。

イスラエル映画だけど会話は主にロシア語。ストーリーは7割位好きかなあ。うーん。モヤモヤする…。ちょうど数日前に百万本のバラの歌詞を読んでたのでタイムリーだなあと思って見てた。言葉の壁って大変だね。

ガールズ&パンツァー 最終章 第3話 (3/26)

よかった。夜なので画面が暗い、戦車なので敵味方が判別しづらい、キャラが多いのでどっちの陣営か分かりづらい……ので、一度見ただけだと把握しきれてない。

あの、これ実質的に負けでは…。

ARIA The CREPUSCOLO (4/22)

しみじみとした話で、よかった。シリーズ最初から見たくなった…(飛び飛びにしか見てないので) 。

この映画では登場人物がすでに成長した後って感じがあり、今までのアニメシリーズを見たら成長していく過程の話が見られるのかなあ。そのうち見たい。

名探偵コナン 緋色の弾丸 (5/3)

この話オリンピックにぶつけようとしてたの面白すぎでしょ。

ツッコミどころが多くてギャグかと……いやまあギャグはあるんだけど。コナン、犯行の手法が実際に真似できるやつだと困るってのはあるのか、メチャクチャ壮大になってて笑えた。

銀の弾丸が銀の弾丸なの良すぎる。

全体としてちょっと長い気がした。最後の主題歌、歌詞の漢字に振り仮名振ってあるのがなんか愉快だった。読み分かっても意味はよくわからない気がするので。東京事変だし…。

なんとなくコナン映画のターゲットは自分ではないんだなあとわかった。

エイブのキッチンストーリー(5/6)

よかった。パレスチナ系の父親とイスラエル系の母親を持つアメリカ人である12歳のエイブが、フュージョン料理を通じて家族を仲直くさせようとする話。まじずっと喧嘩してて宗教って難しいねって気持ち。宗教だけではないが…

SNS -少女たちの10日間- (5/14)

成人女性が12歳を演じてSNSをやることで、ネットにおける児童に対する性的搾取の実態を明らかにするチェコのドキュメンタリー。

キツかった。厳しい。ドキュメンタリーとしての出来はまあいいとは思うんだけど扱ってる題材が最悪すぎる。映画館の大画面で見ない方がいいかもしれない。インターネット怖いね。ぼかしかかってるからほとんど見えないにしても何で送られてきた男性器の画像やマスタベーションの映像を映画館の大画面と音響で見なきゃいけないのか。

最初に12歳のフリをする成人女性を選ぶオーディションの場面があり、参加者が今までにネットであった性的嫌がらせについて語っていた。そこで、「処女のおしっこが必要なんだ、できれば直接出してくれたら助かる」みたいなことを言われたという話が出てきていきなり頭痛くなった。

スタッフの精神科医によると、典型的な小児性愛者は、子供の世界に入り込むことを好む傾向があり、あまり最初から性的な要求をする感じではないらしい。そうだとすると、コンタクトをとって性的なことを求めてきた人は、子供が無知で孤立しやすく(親に隠れてやっているので相談できない)、脅迫しやすい存在なので狙っているということになりそう。こわい。

12歳(という設定の)女子に実際に会ってみようとする人がいて、男性一人で来るのはまだ動機がわかるが、男女カップルで来て3Pしないか?って誘ってるのはマジで理解できんかった、人の多様性だ…

いくら知り合いとはいえ、性的なことを要求してきた人のところに押しかけて喧嘩するのはちょっと…って気がする。悪趣味な映画ではあると思う。

JUNK HEAD (5/16)

コマ撮りアニメ。すごい。

淡々としてて全体としてあんまりメリハリはない感じはあったけど、ストップモーションの出来がすごくて、これは狂気ですわ。BLAME!感がある。結構グロかった。

冒頭30分位は2013年に上映会で見たことがあったので、ここまでできたんだなあと感慨深い。3部作の1作目ということで、続編はいつになるやら。気長に待ちたい。

藍に響け (5/21)

結構よかった。太鼓の話で、台詞より音で語る感じ。

キリスト教系お嬢様学校に通っていて、親が落ちぶれた環が、太鼓に出会い、部活に入って全国大会を目指す。

部活ものであり、スポ魂ものでもあるかもしれない。結果よかったからいいけど、正直あの言動は好きではない…努力モンスターがよ。

学校の話なので制服で、髪型も変化したりするので人物が誰が誰だか途中までよくわかってなかった。実写は難しいね。

太鼓の音が、映画館の音響で聞くとよく響いていい感じ。爆音で聞きたい。

僕が跳びはねる理由 (5/24)

自閉症についてのドキュメンタリー。自閉症当事者がどのようなことを感じているか、周りの人とどう関わっているか、とかまあそんな内容。

映像が、細部に拘る様な感じのカットが多用されてたり、環境音がやけに大きかったり、自閉症の人の感覚を再現しようとしたものだと思うが、結構見てて疲れる。不思議な映画だった。

なんとなく感覚はできたけど、自閉症についてはこれだけ見てもよく分からない。世界の感覚の仕方が違う、身体を精密に動かすのが難しい、っぽい。 元となった本を読んでみるといいのかも。

パルマとハチの物語 (6/4)

ロシアの忠犬ハチ公みたいな話。まあよかった。エンターテイメントだった。 うーんまあ、よかったけど、普通…。

ところで、これは…邦画なの?ロシア映画なの? 本編は最初と最後だけ日本語で、他はロシア語。

劇場版 Fate/Grand Order 神聖円卓領域キャメロット 後編 Paladin; Agateram (6/7)

大学時代の先輩がスタッフとして関わってたので見た。

話はよくわからんかったけど、バトルシーンが迫力あってよかった。アクション作画すごいね。まあ設定はよく分からんものの、筋は単純で、敵がいてそれを倒すという話。初見でもまあ楽しめたと思う。

漁港の肉子ちゃん (6/14)

都会から元恋人を探して北の漁港に行き着いた母子が、そこで成長する話…かなあ。

食べ物の描写が良くて飯テロアニメだった。テンポはいいから飽きはしないんだけど、あまり緩急がないというか、全体の流れが独特で、あまりアニメ映画では見ない感じかなあ。台詞多かった気がする、結構会話とかで説明してたと思う。話はまあこぢんまりしてて好感は持てるんだけど普通…

ピーターラビット2/バーナバスの誘惑 (6/28)

ビアトリクス・ポター『ピーターラビットのおはなし』を原作とする2018年の映画の続編らしい。前作は見ていない。

まあまあ面白かった、あまり印象には残らなかったが…。

アクション映画だった。ピーターラビットってこんな話なんだっけ?ひどいことする奴がいっぱいでてくる。
ストーリーと作中作でメタやって自虐してたの何なん。

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