
【2021年版】EC市場規模の前年成長率をみてみよう
こんにちは。nivelのちぎらです。
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴って、昨年からネットでお買い物する機会が増えた方は多いのではないでしょうか?
かくいう私もお気に入りのお店にいけない代わりに食べ物をお取り寄せしたり、仕事帰りに寄り道して購入していた雑貨や洋服なども積極的にネットで購入したりと、ネットショッピングが増えました。
感覚的に「増えたな〜」と思いつつ、数字でみるとどうなんでしょうか?
■2020年の物販系分野BtoC-EC市場規模の前年成長率は21.71%
ちょうどいいデータないかなと探してみたら、経済産業省「電子商取引実態調査」を見つけました。これの最新データを見るのがよさそうです。
さっそく物販系分野(食品、飲料、酒類、生活家電、衣類など)のBtoC-EC市場規模の推移を見てみましょう。

経済産業省.電子商取引実態調査.令和2年度電子商取引に関する市場調査(参照 2021/08/17)https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/statistics/outlook/ie_outlook.html
ふむふむ。ここ数年の前年成長率はどうやら1桁台だったようなので、2020年の前年成長率21.71%は「大きく増えている」といってもよさそうな数字です。
・2019年:10兆515億円
・2020年:12兆2,233億円(前年成長率21.71%)
■2020年度の宅配便取扱個数は48億3647万個
これだけネットでのお買い物が増えたということは、宅配便の個数も増えているはず。こちらはどれくらい増えているのでしょうか?
国土交通省が2021年8月に発表した「令和2年度宅配便取扱実績について」を見てみましょう。

国土交通省.報道資料.令和2年度宅配便取扱実績について(参照 2021/08/17)https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha04_hh_000235.html
ふむふむ。こちらも直近の伸び率の推移をみると、2019年度から2020年度の伸びが大きいことがわかりますね。
・2019年度:43億2349万個
・2020年度:48億3647万個(前年成長率:11.9%)
■ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便の取り組み
宅配便取扱事業者の皆さんに大変お世話になっていることがわかりました。ありがたい。
そんなお世話になっている宅配便取扱事業者の皆さんが直近どんなことに取り組まれていたのか気になったので、「ヤマト運輸」「佐川急便」「日本郵便」3社の2020年〜2021年のプレスリリースをみてみました。
チェックしたもののうち、新しい生活様式やEC化の促進などに繋がりそうなものをいくつかピックアップしますね。
ヤマト運輸
・2020年8月:ヤフーとヤマト運輸、「新しい生活様式」定着に向け、個人間取引における非対面の配送連携を強化 9月1日から、ヤフオク! 、PayPayフリマの利用者に、ポスト投函型配送サービス「ネコポス」の送料を個人間取引において最安の170円に
・2020年9月:10月1日より、フリマ・オークションサイトなどの「ネコポス」を、厚さ3cmまでに拡大
・2020年11月:法人のお客さまからの集荷依頼にAIオペレータを活用した電話対応を導入
・2021年3月:コロナ禍で急拡大する遠隔診療における調剤薬局の業務を効率化
佐川急便
・2020年5月:「指定場所配送サービス」を5月18日より開始
・2020年9月:多様な働き方促進に向けテレワーク制度を拡充
・2021年1月:EC事業者向けAPIプラットフォームの提供開始
・2021年3月:世界初「AI活用による不在配送問題の解消」フィールド実証実験にて、不在配送を約20%削減
日本郵便
・2020年4月:新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う学校への布製マスクの配達について
・2020年6月:キャッシュレス決済導入局の拡大
・2020年10月:AIによる自宅宛て再配達電話自動受け付けサービスの開始
・2020年11月:「ゆうゆうメルカリ便」にて非対面で受け取る場所が指定できる置き配サービスを開始
各社さまざまな取り組みをされていますね。私自身も実際に恩恵を受けているものも多かったです。
それにしても、お家にいて欲しい物が届くのは本当にありがたいですね。
すてきな商品をネットで購入できるようにしてくれている各社さんも、宅配便取扱事業者の皆さんも本当にありがとう!
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