小説　知らないユーチューバー・タクヤ2530

（おもしろ社畜タクヤ2530の「もういいでしょチャンネル」）

タクヤ2530「はい、おもしろ社畜タクヤ2530ーーーーーっ！！」（一人で拍手）
（お決まりのオープニング）

タクヤ2530「はい、今日はみなさんおなじみの、あの方が特別ゲストです！　今まで当チャンネルにもよく出てきた、「居酒屋ギャピ」の店主、ゲンゴロウさんにお越しいただいています！　ゲンゴロウさんどうぞ！！」
（カメラのフレーム内に入ってくるゲンゴロウ）

ゲンゴロウ「ちょいちょいちょい、盛り上げすぎでしょ（笑）、おれ一般人よ？」
タクヤ2530「いやいや、ゲンゴロウさんは〇〇（知らんタクヤ2530の地元）のエンターテナーですから」
ゲンゴロウ「そお？　まあ、そう言われると悪い気しないね？　ぎゃはははははは！！（動画内には映っていない、カメラを撮っているスタッフの顔を見ながら爆笑）
タクヤ2530「ではまず、私とゲンゴロウさんとの出会いから振り返りたいんですけど……。あれは８年前でしたっけ？」
ゲンゴロウ「９年前じゃない？　ほら、ミチルが結婚した年」
タクヤ2530「そうでしたっけ？」
（この後、８年前か９年前かで数分間、確認しあう）

（いろいろあって、エンディング）

タクヤ2530「おれ、もうダメだわ……」
ゲンゴロウ「どうしたんだ？」」
タクヤ2530「こんなくだらないことやってられませんよ……これから虹の地面の部分はどうなっているか探しに行きます」

その後、映画「デビルマン」のときのボブ・サップが、ビスコを食べているところが引きで撮影され、完

（風呂入れよ！！　歯磨けよ！！　道端に咲く花一輪が、人の心を揺り動かす！！）

おしみゃー