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ギャグセンスについてずっと考えているが、ことごとく無視される、でもおれは負けない

「ギャグセンスの良しあし」については、ずっと考え続けている。
しかし、このテの話題で共感されることは、まずゼロだ。
理由は不明だ。

確かに、ギャグセンスが高いか低いかと、その人の人間性はあまり関係ない。
ギャグレベルが高くても悪魔みたいな人はいる。
ギャグレベルが低くても、気持ちのいい人もいるだろう。

しかし、私も別にギャグレベルの高い低いで人間性そのものを評価しているわけではないし、第一、その基準では私自身が低評価をくらってしまうではないか。

この辺のことは、テレビやネット動画では、よりわかりづらくなってしまった。
他人についてあからさまに悪口を言うことがはばかられ、まあそれはいいとして、「何がダメか」もオブラートにくるんで語るようになったため、本質が見えづらい。

とある若手芸人が「あやしいテレビディレクター」の表現として、
「太っていてストリートファッションのディレクターは信用できない。キャップにダボっとしたストリートファッションで、自分が太っていることをごまかそうとしている。あと、高額なコラボスニーカーを履いている」
と言ってたが、

ストリートファッションって、基本的にダボっとしてて、「太った人に優しい」ファッションじゃなかったっけ?
ラッパーの太った人とかがよく着ていたわけだし。
「サカゼンの服を着ている人は太っている!!」
と言っているのと同じなのでは?

「高額なコラボスニーカー」を履いていることは確かに「成金」っぽい感じがするのかもしれんが、まあだからといって全員が全員、あやしいわけじゃないだろ。
「ホストみたいでうさんくさい!!」みたいにビシッ、と言いきれればいいが、「〇〇みたい」も言いづらいんですかね?

テレビ業界人も「ピンクのカーディガンを肩に巻いている」あたりはまだ「本当にそういう人ばかりなのではなく、やや大げさに、軽薄さを表現しているのだろう」と思ったけど、その後、後続世代がどうしているかはもうよくわからないんだよな。

下ネタに関しても「はっきり言えないところをぼやかして発言しているために、普通に話すよりエゲツなくなってしまった」例があるのだが、ここに書くと私の品位が疑われかねないので書きませーん。

松本人志が休んでから、テレビの芸人の価値観も少し揺らいでいるように感じる。

まあ何にしろ、価値観に絶対的なものがあるわけではないので、みんな気をつけような。

おしまい

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