誰かの幸せを願う心がプレゼント【サンタクロース】
メリークリスマス!書くンジャーズの西嶋です。
コロナの影響で例年のクリスマスと違い、友人たちと一緒にパーティみたいいなことはできないのが、残念ですね。
今夜は、ささやかですが、ケンタッキー・フライド・チキンとシャンパンを購入したので自宅でパートナーと二人で楽しもうと思います。
今週のテーマ
さて、今週のテーマは、【サンタクロース】
皆さんは、サンタクロースと聴いてどのようなことを思い浮かべるでしょうか?
私も小学生のときは、サンタクロースに手紙を書いて弟と一緒にプレゼントを心待ちにしていた記憶があります。
普段、何かを購入してもらったときとは、また違った喜びがありました。
今回は、サンタクロースのプレゼントとは何だったのかについて、最近経験した出来事から考えていきます。
イヤフォンころりん事件
ぼくは、毎週とある読書会にオンラインで参加しているのですが、先週は家を出るのが遅くて間に合いそうになかったため、歩きながら参加することに決めました。
車から降りて、ワイヤレスイヤフォンをつけて、話そうとした途端に事件は起きました。
左側のワイヤレスイヤフォンが、外れてしまい、挙句の果てには蓋つきの溝に落ちてしまったのです。
蓋を外そうにも自分ではびくともせず。蓋と蓋の間にある小さな穴から手を伸ばしてとろうとしても見つかりません。
そんなときに、たまたま少し離れたところで工事をしていたおじさんが、「どうしたと?」と聴いてくださったのでした。
一部始終を話すと、手伝ってくれることになったのです。
蓋を外すために機材を持ってきてくださり、顔を真っ赤にしながら、持ち上げてくださり、その間にイヤフォンを取ることができました。
ぼくの気持ちはブルーでしたが、ものすごくうれしい気持ちになったのを今でも覚えています。
幸せをプレゼントする
サンタクロースとどう関係あるんだ?
と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、つまるところサンタクロースと工事のおじさんがしたことは最終的には一緒なような感じがしているのです。
それは、目の前の人が幸せであってほしいという気持ちであること。
そして、見返りを求めないということです。
「世界は贈与でできている」という本では、このように紹介されていました。
サンタクロースという装置によって、「これは親からの贈与だ」というメッセージが消去されるからです。つまり、親に対する負い目を持つ必要がないまま、子は無邪気にそのプレゼントを受け取ることができるのです。
~中略~サンタクロースは、僕らから返礼を絶対に受け取りません。まさに一方的な贈与の差出人なのです。贈与を差し出し、名乗ることなく、すぐにその場を立ち去る差出人。それは、返礼を不可能にするためだったのです。だから贈与が次の受取人へとふたたび流れていくことが可能なのです。
この文章を読んだときに、ものすごく共感をしました。
交換ではない、愛情を受け取ったときに、誰かにやさしくありたいと思う気持ちが芽生えていた気がします。
工事のおじさんの場合、差出人は特定できますが、その贈与がぼくの心のなかに変化を起こしていました。
大人になったら、サンタクロースはやってきません。
ただ、日常に同じようなぼくが沢山のプレゼントを受け取っていることに気づけることで、自分自分自身もクリスマスに限らず届けていきたいという気持ちが継続しいくんだと思ったときに、この世界が愛おしく感じてきました。
そんなことをサンタクロースから連想して、幸せな気持ちとなっています。
皆さんは、どのようなプレゼントを受け取っていますか?
以上、サンタクロースをテーマにお送りしました。
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