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学業だけでは語れない【卒業とは】

こんばんは。書くンジャーズの西嶋です。

今日は今年卒業した学生に文章を送ります。

さて、今回のテーマは「卒業とは」です。

今年は、卒業式が新型コロナウィルスの関係で短縮されてしまいましたが、学生生活はいかがだったでしょうか?

僕は学校というものを卒業して早9年が経ちました。

光陰矢の如しという言葉がありますが、ほんと「シュッ」と通り抜けていきました。大学生の時の卒業式を通り超えて高校の卒業式の時の光景を今でも鮮明に覚えています。昨日のことのようです。

ただ、友だちの結婚式に参列したり、子どもが産まれたよー!なんて報告を受けるたびに、ああ、やっぱり時間は進んでいるんだなと実感します。

話を戻そう。卒業って何なんでしょうね。

ウェキペディアで調べると、卒業は学校の学科の課程を修了することらしい。

ただ、修了しただけで、何か変わったかというと変わった実感を持てずにいました。変わったのは環境ぐらいでしょう。

なぜなら、その学んだことが活かせていなかったから。

何のために学んだのかわからなずに詰め込んだ知識というのは、右から左に流れていく言葉の羅列でしかないのでした。

卒業して変ったこと

しかし、卒業してから猛勉強するようになります。

それは、働きはじめたからです。学んだことが誰かの役に立つ。

このことが結びつき始めてから、とても楽しくなりました。

大学の4年間をやり直したいなんてことは、ほぼ起こらないと思うので、卒業することのない現実の世界という形のない学校を味わいつくしたいと思っています。

学業だけでは測れないものがある

とまあ、学業だけで語るとこんなもんです。

でも、気づいていると思うけど、学業や学科を終えたこと以上に学校では得たものは本当に大きい。

それは、部活動だったり、体育祭であったり、チャレンジして失敗して、それでもやり続けることの面白さだと思っています。

それも、友人と取り組めば、自分だけではたどり着けなかった世界が見えるようになったこと。

大学に入学するなかで、友人が頑張っている姿を見たから触発されて頑張れたし、体育祭も友人と遅くまで応援団の演武を練習して、夜練習して怒られて、それでも良いもの作ろうぜ!とまた夜練習するということもできました。

何か熱中すること。それも大変なことを一緒に乗り越えて、同じ景色を見る快感というか、なんというか少年ジャンプの内容よりも濃いものから分かれるのは辛いし、嫌だった。

だけど、その先にあるステージで必ず生きてくるものだと思ったのです。

ぜひこれまでの3年間や4年間の思い出をこの機に振り返ってほしい。きっと気づいていないけど大切な時間を過ごしているはず。

これからどんな道が待っていても、きっと今までの自分が歩いてきた学校での生活が支えになってくれると思います。

卒業おめでとうございます。楽しみましょう!

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