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内省するときに問いたい3つのこと

内省は大事。

よく言われると思いますが、なぜ大事なのでしょうか?

僕はよく内省は実施していたのですが、その意味をよく理解できていませんでした。

だから、その問いに対して明確に答えることはできずにいました。

今回は、振り返るだけにとどまらず内省につなげていくためにリフレクションとはなにか。

そして、具体的にどのような問いかけが効果を生むのか考えていきましょう。

内省とは何か?

内省をよくリフレクションと言いますが、内省とは何なのでしょか?

振り返りと良く混同されますが、振り返りは内省の一部でしかありません。

自分自身を仕事などから一度離れて、考え方や行動を客観的に振り返ることさらには、そこでの気づきを得て、新たな行動につなげていくことを指します。

では、内省の時間をとらないとどうなるのでしょうか?

主観で物事を進めていくので、トラブルが起きたときにその問題の原因を掴めず同じことを繰り返す可能性がでてきます。

またうまくいったときは、他にもっと良い方法があったかもしれないのにそこに視点を持つことができずらくなります。

内省するための3つの問い

では、具体的にどのような問いを自分に投げかけると良いのでしょうか?

仕事の問題地図で紹介されていた3つの問いかけが、シンプルかつ効果がありそうだったため紹介していきます。

①自分たちはどういう行動をしたか?
②その行動にどんな意味があったか?
③それを活かして何かをするか?

ちなみに、前田裕二さんのメモの魔力の「事実(ファクト)」「抽象化」「転用」もまさにこのステップを踏んでいますよね。

僕は、①の振り返りのときに無意識にしていたものなのか?それとも考えたうえで行動されたものなのか?

も意識的に考えるようにしています。

無意識なものであれば、再現性を埋めない可能性があるからです。

なぜその行動を起こしたかを考えることによってチームで働くのであれば、見立てを揃えていくことができます。

大事なのは②の、その行動がどのような意味があったかどうかです。

会議の内省の例から考えてみる

例えば、会議の前にグラウンドルールをみんなで決めようと言って3つ決めたとします。

「否定をしない」
「相手の話を最後まで聞く」
「ゴールを確認して、何が決まったか確認する」

そうすることで何が変わったのかを見ていくと、否定していた人が否定しなくなった。

普段控えめな人も活発に意見が出るようになり、最後に何をするのか明確になることにより意義のある会議が作れました。

ただ、話するぎる人もでるようになったため予定よりも会議が長引いてしまった。

ということに気付けるのです。

でも、気づけただけでは何も変わりません。

そこで③それを活かして何をするのか?つまり行動を変えていくための案を考えることです。
この時のポイントは何をするか、自分以外でも言ったら動けるぐらいまで練るということです。

「1回あたり1人3分までにとどめるか?」
「フレームワークを用いて話が簡潔にまとまるようにしていくか?」
「終わる時間を超過しないようにタイムキーパーを決める?」

会議の前に、チームに問題点を投げかけたうえで、どのような対策を打てるか考えられるようになるのです。

もし内省できていなかったら良かった点にしか着目できていなかったかもしれません。

ただ、内省することで一歩先の視点に目を向けられるのです。

いかがだったでしょうか?

仕事に限らず、プライベートでもより良い関係性を結べたり、友人との企画が面白いものになったりするのでオススメです。

ぜひ、今日よりも明日がよりよいものとなることを願っています。

以上、内省をする意味と内省するときのポイントの紹介でした。

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