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世界を席巻しているインディアンウイスキー

「ポール・ジョン」ってスコッチウイスキーご存知ですか?
3年ほど前に世界中で大ブームを巻き起こしたインドのウイスキー。一時は入手困難でした。
日本にも殆ど入って来ないですがそもそも世界でポールジョンが流行っている事さえ知られていません。
日本も世界5大ウイスキーと言われてはいますが島国のせいかバーで注文してもほぼ置いて無い、(3年前千日前ではBAR白兎さんにはありました。)バーテンダーすら知らない特殊な国です。
現在の世界のウイスキーの主流であるブレンデッドウイスキーですが人気だけでなく売上から見ても売上上位はインドです。

世界のウイスキー売上ランキングTOP30【2020版】
トップ1〜3はインディアンウイスキーでしかもトップ10の中の7つがインドです。
日本で知られているもので言えば5位にジョニーウォーカーが入っています。
ポール・ジョンは5アイテム。
その中でも最も飲み易い
ポール・ジョン ブリリアンス
(「ウイスキー・バイブル」94点獲得)がおすすめです。

香り…ほのかで優しい。マンゴー、青リンゴ、シロップ、カルピス。
味…ミディアムボディで非常にマイルド。トロピカルフルーツ、クリームが交互に。余韻は短い。

世界で人気のポールジョン一度飲んでみてはいかがですか。

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ここで簡単にウイスキーの種類についておさらい。
1.シングルモルト
シングルモルトウイスキーは、シングル=1つの蒸溜所のみで作られる、モルトウイスキー=大麦の麦芽のみを原料としたウイスキーのことを指します。
※対して複数の蒸溜所のモルトウイスキーをブレンドしたものを、「ブレンデッドモルト」と呼んだりします。

代表的な銘柄は、「山崎」「白州」「ボウモア」「ラフロイグ」「ザ・マッカラン」などが挙げられます。

2.グレーンウイスキー
グレーンウイスキーはトウモロコシ、小麦などを原料としたウイスキーで、連続式蒸溜器で作られます。従来主にブレンド用として作られてきたグレーンウイスキーですが、近年では上質なものもどんどん出てきており、シングルモルトのように単一蒸溜所で作られた、「シングルグレーンウイスキー」も出てきています。

シングルグレーンの銘柄は
「知多」などがあります。

3.一番馴染み深いのは、ブレンデッドウイスキーだと思います。その名の通り、「ブレンド」されたウイスキーです。複数のシングルモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドして作られます。
主な銘柄は、「響」「角瓶」「バランタイン」など。


4.ライウイスキー(ライ麦)、5.コーンウイスキー(バーボン※トウモロコシ80%以上のものを指します)があります。

(味わいについては下記テイスティングマップを参考にして下さい。)
画像: ジョニ赤/ジョニーウォーカーレッドラベルをフカボリ!

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世界で好まれるウイスキーの味ですが日本人好みの味とは多少違います。
同じブレンデッドでも日本人にはクセが強く感じると思います。
最近ではミナミにもスモーキーさが特徴的なアイリッシュウイスキー専門BARもあります。

上記ウイスキーについて個人的意見を書かせて頂きましたが
今のところ武蔵ではポール・ジョンを置いておりません。
今後個性的な酒なども置けるよう
地道にしっかり力をつけながらお客様から喜んでもらえるよう料理と酒に精進して参ります。

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