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憲法改正?

なんだか、憲法9条廃止のためには「天皇制」廃止とか言っている人がいた。「天皇制」つまり「象徴天皇制」を廃止するということは帝を無窮の地位におく、すなわち、天皇を本来あるべき日本の支配者の地位に復帰させることになるのである。そうなれば左派リベラルにしてみれば余計に都合が悪くなるのではないか。日本人は国民ではなくて臣民になるのである。

「い、いや、天皇家をロマノフ王朝のように一家虐殺して滅亡させる!ロシア革命万歳!日本は大統領制の共和国にするのだ!日本人民共和国だあ!」って叫ぶ可能性もある。その場合、左派リベラルや共産党員の脳内ではレーニンやスターリンがロマノフ王家の人を首チョンパして万歳三唱している姿やシイ書記長が日本を支配してゴキブリ以下の下等生物であるネトウヨどもや右派などをシベリア送りにして強制労働させ、あるいは秘密警察に逮捕・殺害させ、「いい人だけで国を作ろう」という掛け声のもと、共産党主導による日本の再建が行われるという妄想が溢れているのだろう。

けれども、今、国民の支持は自民党に厚いのである。大統領選挙を行うと、例えば安倍ちゃんとか麻生さんという自民党の俊英が大統領になり、例えば菅さんや岸田さんが首相として彼らを支えるという日本になるわけである。それがそういう不幸に遭ってしまった日本国民の選択となるであろう。間違っても左派リベラルの推す共産党などを政権に選ぶことはないであろう。

唯一の例外は左派リベラルが外患誘致して、例えば人民解放軍やロシア軍を国内に引き入れ、その力で占領した場合である。その場合は日本は表面的に傀儡政権が建てられるであろうが、実質はそれらの国の植民地となるであろう。公用語も地名も変えられ、住民も入れ替えられる。日本国民は日本から大陸の奥地に強制移住させられるかもしれない。スターリン時代のソ連ではそういう強制移住政策で滅びた民族がいたという話を聞いた事がある。彼らはきっと二度と足を踏み入れることも見ることすら叶わぬ故郷を思いながら異郷で死んでいったことであろう。これは「愛国心などクソ食らえ、愛郷心さえあれば良い!ナショナリズムよりパトリオティズムだ!非国民で何が悪い!」と叫びたい人たちにとっては理想の滅び方なのかもしれない。

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