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「ひとを動かす」ということ

今日は僕が大好きな本について。
幸いなことによく読書が好きなんですね、本いっぱい知ってますねなどと言っていただける機会があるが、決して本を読むことは好きではない。
自分の興味がある本は好きで読む。
そしてあくまで同じテリトリー内で相対的に見ると知っているのかもしれないが、違うテリトリーにいくと全く知らない人になる。
ミステリー小説なんて言われると全くと言っていいほど知らない。

まぁそんなものだと思う。誰もが好きなものには没頭するのと同じ。
それが深いか浅いか。またはアンテナの感度が高いか低いか。

そろそろいこう。笑
ちなみにカーネギーの『人を動かす』ではない。
ただ共通するものはあるし、そこにはない要素ももちろんあるのでぜひお勧めしたい。

▽分かり易いツイートがあったのでよければ▽

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うん。やっすい。笑

○なぜ僕のバイブルなのか

今でもマネジメントというものは正解がないし難しいものであるという考えは変わっていないが、
飲食店のマネージャーをしていた頃、「マネジメントって何!?」という迷宮に入り込んで抜け出せず身体を壊すまで僕を悩ませたのがマネジメントなるもの。
そんな中出会ったのがこの一冊。
神に救われたかのようにスッと力が抜けた感覚を今でも覚えている。
それぐらいタイムリーというのもあったが、無知だったからこそ新鮮さもあったし、何より2時間ぶっ通しで読めたことに自分で驚いた。

○ストーリー

こういうレビューみたいなものはどこまで書いていいのか分からない。
ものすごく簡単に。

”主人公が企業のM&Aを通してどうすれば人は動くのかというものを気づき考え解決に導く物語”

及第点だろう。
堅苦しいビジネス書ではなく、小説として描かれているのでシンプルで読みやすい。
人とは、リーダーとはどう在るべきか。特徴のある登場人物たちから学ぶことができる。
以下は若干ネタバレになるかもしれないのでご了承を。
詳しい説明は避ける。

○学んだこと

・ビジョンを持つ、そしてそれを見続ける
・譲れば譲るほど影響力が生まれる
・信じてすべてを任せる
・反応しないで対応する
・自分の立ち位置をはっきりさせる
・変えられるのは自分だけ
・人はスキルではなく経験と人格についてくる
・管理しようとしない
・相手に「自分の問題が何か」を考えるきっかけを与える
etc...

読む人によってはもちろん捉え方は違ってくるだろうがそれが本のいいところ。
どう捉えるかは自由だが僕には学ぶことが多すぎる本だ。

改めていい本。。
もっと詳しく書きたいな。

○余談

幼い頃父親から、もっと本を読めと言われていた。
なぜ?と聞くと、
「本を読むと10人の人と一斉に会える。」
と言われた。
単に登場人物が10人出てくるからというわけではない。
深く知ろうとすれば少なくとも10通りぐらいの考えに出会えるから。
らしい。

この本を読んでそれもなんとなく分かった感覚も覚えている。

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