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10/16 日声協オンライン研究会: 荒井雄貴

【オンライン研究会一覧】


今回は10/16に開催されました、会員の皆さまを対象とした【日本声楽家協会オンライン研究会 in Zoom】〈発表者(講師):荒井雄貴先生〉 の模様をお届けします。

「10/16 日声協オンライン研究会 発表者:荒井雄貴先生」

【テーマ】
Youtubeにおけるクラシック音楽の活路
~クラシック音楽系youtuberの考察を通して~

【要旨】
前回のオンライン研究会で映像を伴った情報発信の重要性について触れましたが、今回は特にクラシック音楽家がどのようにyoutubeの活用して発信を行うことが、アーティストの魅力の情報発信につながるか、市場の拡大、活性化に繋がるか、いわゆる「クラシック系youtuber」の考察を通して考察していきます。「デヴィ夫人- Lady. Dewi Channel」での生配信や、さまざまなアーティストのyoutubeチャンネルのディレクションや撮影を行う経験から、具体的な方法も織り交ぜながらのお話です。
どんな人もお気に入りのYouTubeチャンネルがいくつかある時代となっていますが、そんなyoutubeを「ながら見」するような気持ちで、お気軽にご参加ください。

スクリーンショット (72)

参加された皆さまからは、

「海外のオペラ劇場のYou Tube配信について、OperaVisonそして新国立劇場での「カルメン」が日本で初めて配信されるということ、YouTube配信の映像の工夫など、様々な情報を得ることができてよかったです。私はYouTubeを見る側ですが、いろんな視点があるんだなあと有意義な時間でした。有難うございました。」

「私はコーラスをしていますが、youtubeを見るのは練習している曲の参考によく見ます。やはり クラッシック系のものが多いです。クラッシック、よりもポピュラーのものの方が、一般には聞かれているようです。
私は専ら聞くほうで、youtuberにはなりませんが、後半ではyoutuberの作り方のお話でした。いろんな事を考えながら、作られているご苦労をお聞きして、改めて感銘を受けました。これからはyoutubeの見るときは違った角度からも見てみようと思います。有難うございました。」

「クラシックのいろいろなYouTubeチャンネルをご紹介いただき、世の中がどうなっているのか参考になります。なかでも日本の声楽家のチャンネルはまだ多くなく、活用する余地のあるフロンティアだということもよくわかります。そして音と画の必然性のあるコラボレーションについて、考えさせられます。「誰もみたことがないものを創りたい」という先生の情熱が伝わってきて、自分のなかの創造性も活性化されます。荒井先生、ありがとうございました!」

などと感想をいただきました。
次回のオンライン研究会もぜひご参加ください。お待ちしております。
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211030藤牧正充

【発表者】藤牧正充(声楽家)
【日時】2021年10月30日(土)15:00~16:45

【テーマ】
自分の言葉で語るイタリア語 vol.3〜イタリア歌曲の表現〜

【要旨】
今回は主にイタリア近代歌曲を題材に、具体的な朗読の実践を交えながら、テキ ストが語り手のイメージによってどう変化していくかを考察します。
また文法的解説と解釈に加え、宗教観の違いから来る解釈の違いなど、表現に関する素朴な疑問を解消しながら手元に引き付けた「語り」について考え、イタリア歌曲のテキス トの魅力に迫っていきたいと思います。同テーマによる3回目の研究会になりま すが、初めての方もお気軽にどうぞ。

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【参加資格】
正会員の皆さまの他、一般・個人会員の皆さまもご参加いただけることとなりました。以下、詳細です。お誘いあわせの上、またのご参加を心よりお待ちしております。

●一般、個人会員の方
【参加費】
 一般:1,000円
 個人会員:500円

【半年パスポート】もございます。
 一般:半年間7,000円
 個人会員:半年間5,000円
半年で14回~16回程度を予定しております。
お申込みをされた月より半年の間に開催される研究会すべてにご参加になれる大変お得なパスポートです。

詳しくはこちらのページよりご確認いただけますと幸いです。