つぼノートを作ろう!その4<物語はもうそこにあるんです。>
<物語はもうそこにあるんです。>
そんなご家族ごとの我が家っ「ぽさ」とか「らしさ」って、とても一言二言で伝えられるような事ではありませんし、そこには必ず矛盾があるものです。そんな矛盾したまんまの家族が、どうしたことか一つ屋根の下に暮らす事になってしまっている。それだけがこれから始まる家づくりの物語の序章でもあり、根っこの部分なのです。
そういう意味では、家づくりって、全く新しいオリジナルの物語を創る事ではなくて、もうすでにあるご家族ごとの物語、そして住む街の物語の中に、一時的に僕たちが参加させていただくような事なのかも知れないなーと思います。だから特に身構える必要はありません。普段どうりのみなさんのつぼノートが、僕たちにとっては十分に個性的なんですから。
家づくりの時間は1年半くらい。モノを手に入れる期間としてはちょっと長いように思われますが、その後は新居でまたつぼノートの中の暮らしが何十年も続いていくんです。だったら、その暮らしが似合う家を目指すのが一番じゃないでしょうか?
そんな現実と妄想の織り混ざった矛盾あふれるつぼノートと出会うのが、僕の一番の楽しみです。
現実3割、妄想7割くらいの塩梅(あんばい)で作るのが僕のオススメです!実際にも、、、、、、そういうつぼノートが多いかも。
楽しい家づくりのための黄金比率かも知れません(笑)。
<その5につづく>
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