観察と暗記と挑戦
今回受けた講義もすごすぎて、まだ情報の咀嚼中なのですが
なるべく言語化できるように頑張ります。
よろしければお付き合いください。
特徴と印象の暗記
「描いてなくても絵が上達する」というお話に関しては
ひとつ体感した出来事を思い出しました。
猫を飼い始めてから猫を描くのが、もとい、特徴や印象を描くのが
年々うまくなっていったのを自分でも感じていました。
それこそ五感で触れてきたおかげなのかも…?(※味覚だけやってないけど
飼う前は、どれだけ猫が好きだったとしても
なんか下手というかうまく描けなかったというか…。
とにかく、描く(アウトプットする)ことにぎこちなさがありました。
そう、だから…
コアラと白熊がうまく描けないのも当然ということで。。。^p^
観察と暗記が大事、という点においても
またそこで別の話を思い出しました。
やっぱり同じだ、と。
この話を聞くまでは、
毎日描かないとダメだよ!みたいな話が主流で
描けない日が続いてると「だから自分はダメなんだ…」と落ち込むことが多かったです。(もちろん、描く練習も大事なんですが…!
なので、このすごい絵のうまい人の話を聞いて、
描けない時期があったときも「観察をする」意識を心がけていました。
人の服のしわとか身体の動きとか。
映画を観てるときは、その人の顔の特徴やシーンの構図とか。
すると、何か月かぶりに描いたとき、絵の描きにくさを感じるどころか、
むしろ以前より描きやすくなりました。(※当社比
なので、「観察と暗記」の意識とその解像度(認知力)を上げていくことを
より一層、念頭に置いて続けていきたいです。
油断すると、すぐにその意識を忘れちゃうので…
無意識化、習慣化できるようになりたい……いや、ならねば…!
世の中にはまだまだ観察して、描くものが溢れてるので。
理想の絵
講義のなかでも「技術的にうまい絵(写実的) ≠ いい絵」
とおっしゃっていたように、
自分も目指したいのは写実的なリアルな絵、というわけではなく
リアリティを感じる絵を描きたい。
キャラクターという架空の人物なのに、
そのコマのなかで生きている、存在感がある、重力、重さを感じる…、
そういう絵が描きたい。
だから、どれだけ線がデフォルメされてたとしても
「あぁ。この子、この世界で生きてんだなぁー」
と、感じ取れる絵がじぶんの理想。
そこまで到達できるのに、どれだけかかるんだろう。できるんだろうか。
あの葛飾北斎も最後まで「もっとうまく描きてぇ~~!」って言ってたらしいので、おそらくクリエイターは生きてる間はずっと理想を目指して描き続けるしかないんでしょうね。。。
すごい、一生遊べるドン!状態だ…(^ω^)
漫画について
今回の講義では、主に絵に関する話だったので
漫画のネームとはまた違ったものではないか?と思う気持ちもありました。
ですが、
ネームに関しても、結局は「感情の観察と暗記」なのかも。。。
周りだけじゃなく”自分も”観察していく、というか…
自分が感じたものをちゃんと誤魔化さずに正確に感じとって、
そこからアウトプットして印象や特徴を伝えていく…。
それこそ、「どんな感情を描きたいのか?」が
ストーリーやネームにおける大目的だと思うので
その意識を忘れずに、すこしずつやっていけるようになりたい。
とりあえず今は、4ページ漫画を継続して描いていきます。
習作として続けている人外シリーズよかったら見てください(宣伝だ!
余談ですが、
コルクラボに入るまで、ずっとテーマが大事だと思いこんでいました。
例えば「友情って大事だ!」をテーマに掲げるとしても、
そのテーマでどんな感情を伝えたい?が抜けていました。
友達ができたことへの喜びかもしれないし、
仲違いや別れによる寂しさかもしれない、
あらためて友人の存在に感謝をする感情かもしれない…など
いろんなテーマと感情の描き方がある。
漫画に関しては、
絵の観察だけじゃなく、感情の観察が大事だなぁ…
っていうのをあらためて思いました。
それにしても、漫画って…
やることが…やることが多い…!!(笑
でも楽しい。やっぱり漫画を描き続けたいなぁ。
苦手意識
じつはここ最近、苦手なものにあえて触れることをしていました。
自分は虫が苦手なんですが、でもアップで見る虫ってかっこいいんだよな~とは思っていたので、思い切ってかっこいいと思える虫から挑戦していました。(ゴキは無理だけど、カブトムシは平気理論
あとは食わず嫌いしていた作品とかで、
ハリーポッターシリーズは見てたのに、主人公違うから~という理由で
見てなかったファンタビとかも最近になってようやく観たり。
あとは恋愛ものとかあまり興味ない!とずっと思っていたんですが
でも昔、タイタニックはボロ泣きしたよな…?とかはあったので、
次はその方面を挑戦していきたいな。
苦手意識を取り除くのってなかなか一朝一夕にはいかないと思う。
でも、「苦手だ!または興味ない!」と思ってたもののどこかに
興味や関心のある部分が小さくても関わってるところがある、
ということに最近になって気付けたので、
そこから少しずつ幅を広げていきたいなと思ってます。
急にね、プールに飛び込むの危ないからね。
まずは足先から水をかけていって慣らせていかないと…!
難易度をすこし低めにしてからやっていきます。
講義でも言われてたように、
たいして試してもいないのに、苦手だと思っていることは
案外多いのかもしれない。。。
今後は、「自分の描きたいものが見つからない…」と悩むことは
少なくなりそうな気がします。
西屋
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