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習い事の際に気を付けたい親子コミュニケーション

子どもの習い事で気を付けたいこと

習い事をする子どもの数は増えています。30年前と現在では、習い事をする子どもの数は倍になっており、今では小学生の8割以上が習い事をしていると言われています。


自分の子どもにはたくさんのことを学んでほしいという思いはどんな親にも共通で、そんな思いから習い事を始めるケースが多いのでしょう。


しかし、塾や教室に預けておけばそれで安心という訳ではありません。

親として子供の成長をしっかり見守り、適切な声掛けをしてあげることがとても大切だと思います。


子どもが新しいことを覚えたらきちんと褒め、苦労している様子ならちゃんとサポートする。そういった親とのコミュニケーションなくして習い事を楽しく継続して着実にステップアップしていくことは難しいでしょう。

子どもが何をしているか把握する

そのために、子どもが今、塾や教室でどんなことをしているのかきちんと把握することがとても大切です。


子どもがやっていることを全く把握しないでいると、例えば子どもが教室でのレッスンに追い付いていけず宿題をやったり教室に行くのを嫌がっているときも、「宿題やりなさい」「しっかりしなさい」というような声掛けしかできず、子どものモチベーションを逆に削ぐことになってしまいます。

子どもが教室でどんなことを学んでいるのかを理解していれば、子どもが理解に苦しんでいるポイントにおおよその予想がつき、適切なフォローや教室の先生に相談することができるようになります。


何も、子どもが学んでいることを100%理解している必要はありません。何となくこんな感じのことをやっているんだなぁというイメージを持ち、子どもの視点に寄り添うことができればそれで大丈夫だと思います。

子どもに合った環境か把握する

教室によっては、クラスがレベル別に別れていない場合もあります。すると、自分の子どもにとってはレベルが高すぎで嫌になってしまったり、レベルが低すぎてつまらなくなってしまったりということがままあります。


他にも、教室の先生や他の生徒との相性によって子どものモチベーションや受ける影響は大きく変わってきます。

積極的な参観がお勧め

子どもが塾や教室で何をしているか把握するためにも、参観が可能な教室であれば時々子どもの様子を覗いてみるのがお勧めです。

参観を受け入れている教室は自信をもって親に授業を公開できるという考えを持っている場合も多いので、教室選びの際の一つの基準にすることもお勧めです。


そうでなくても、子どもが教室でどんなことをしているのかプリントや先生との会話で把握できる環境が整っているか確認することはとても大切だと思います。

習い事を親子のコミュニケーションのきっかけに

そして、子どもの状況を知るには子どもとお話しすることが何よりお勧めです。教室で何があったかを聞くと、子どもの様子や想いまで感じ取ることができますし、単純に子どもとのコミュニケーションのきっかけになります。

加えて、教室で何をしたか思い出すことで子ども自身の復習にもつながります。


習い事をする際は、教室に預けて終わりではなく、教室を子どもとのコミュニケーションに活用するというような気持が大切でしょう。


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