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東大生の邦楽評論〜いまどきの曲を文学しよう〜

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記事一覧

「普通の歌詞の曲」こそが、最高の文学作品なんだって話。

ずっと夢を見ていたいのに  決まった時間に今日も  叩き起こされるんだ  大きな欠伸くらい…

西岡壱誠
3年前
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ロックも文学!サンボマスターはいいぞ。

ノーベル文学賞を取ったボブディランは「答えは風に吹かれている」と歌いました。 さまざまな…

西岡壱誠
6年前
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邦楽評論 RADWIMPS

最近、「映画に合わせて作られた歌」というのが流行りですね。 星野源が『ドラえもん』という…

西岡壱誠
6年前
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邦楽評論 米津玄師

俺が「これが文学か!」と感動したのは、吉本ばななの「キッチン」を読んだ時でした。 私が…

西岡壱誠
6年前
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邦楽評論 椎名林檎

本当にしょうもないことなんですが、俺はこういう歌詞の曲がとても好きです。 後ろから「…

西岡壱誠
6年前
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邦楽評論 黒木渚

アンダーグラウンドでダークな世界観を歌うアーティスト・黒木渚を今回は紹介したいと思うので…

西岡壱誠
6年前
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邦楽評論 さよならポニーテール

「さよならは、きっと言えないよ」 みなさんは、「さよなら」という言葉の語源をご存知でしょうか? 「さよなら」は、江戸時代に使われた「左様ならば(さようならば)」という言葉の短縮系。「そういう事でしたら、それならまた今度」、という言葉が略されて「さよなら」となった訳です。 つまり。 「さよなら」と私たちが言う度に、「またね」と言っているのです。 僕は、「さよならポニーテール」ほど「さよなら」を歌い上げるのが上手い音楽グループを知りません。 昔から、別れを歌った邦楽