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ダンキャリ!はじめました

#はじめに

近年「働き方改革」の話題が市場の至る所で議論され、各企業・法人が「個の時代」に向けて様々な施策を打ち出している。同様に、キャリアに関するメディアや報道、世間論調の中身も大きな変化を遂げた。
女性の活躍推進やAI・ロボティクスツールの活用、外国人や高齢者向けの働く環境の整備など、これまでの大枠でのキャリア論から細分化されて語られるようになった。

とまあ、堅苦しい話はここまでとして、ぼくらはこの中で一つの疑問を持った。
それは、「女性とか、学生とか、高齢者とか、外国人とか言われてるけど、逆にイマドキ男性に特化したメディアがめちゃくちゃ減って来てない?」ということ。
女性が結婚・出産とライフステージの変化が明確だから特化された情報が欲しいという話は分かる。よく分かる。だが、男性だって結婚や子供の誕生は重要なライフステージの分岐点だし、キャリアステップは気になるのだ。
特に、若い男性は今、旧来的なキャリアの在り方と、来る新時代に市場価値を持つためのキャリア形成の間で揺れている。にも関わらず、一般的な企業ではそういったことはほとんど語られていない。
女性や外国人が活躍する時代はもちろん応援したいが、その影で男性のパフォーマンスが今までよりも下がっていては本末転倒ではないだろうか。

つまり、ぼくたちがこの【ダンキャリ!】を通して実現したい未来は「あらゆる特性を持つ人が活躍する社会の実現の為、イマドキ男性のキャリア観・選択肢のアップデート」だ。

実は、【逗子銀座編集室】のメンバーは中高6年間の同級生だ。
神奈川県の男子校「逗子開成中学・高等学校」と聞けば知っているという人もいるのはないだろうか。
逗子の海に面しており、テニスコートや映画館、ヨット収容所や自習室やパソコンの棟などが存在する施設の充実度が際立ち、有名大学への進学率も高いことから県内では有数の人気学校だ。
ぼくらはそこで6年間を過ごした。男だけで。

数多くいる男子校出身者の中でも中高を男子校で過ごした経験のある者は多くはない。
女性のなんたるかを知ることが出来ないまま、エッチな本やゲームから妄想を膨らませて女性の理想形を形作っていく。歪まない訳がない。
だが、異性の目が無いというのはそれがある場所とは全く別の独自の文化を形成していく。「変わっていて」「面白い事」が求められ、何かにめちゃくちゃ詳しいということがステータスになる。そんな中で6年間も価値観を形成していくとその後のキャリアにも大きな影響を与えるのは当然のことだろう。

海外の大学に行ってそのまま海外で研究者をする者、大学院在学中に企業をする者、画家やゲームライター、お笑い芸人に医者に弁護士、旅人に教師など多様である。
彼らは在学中から「面白いやつら」で、個性的な進路を選んでいるが、そういった人ばかりではなく、外資系エンジニアや日系大手の商社マンに金融アナリストや公官庁の職員など一般的に勝ち組とされている進路を歩むもの多く、彼らもまた「面白い奴ら」だった。
それぞれが個を尊重し、面白さを認め合った学生時代からもうずいぶん時が経つ。面白かった彼らと、その環境で一緒に育ったぼくらは、いま何を考えていて、この先どうすべきなのだろうか。

ぼくらのような環境で育った男性の価値観は本来「面白いかどうか」が根底にあると思う。しかし、これまでの国の成長の中でその価値観は失われてきた。
会社のために、安定のために、名誉のために、お金のために個性を消して、朝から晩まで時間をお金に替える作業を良しとするという風土が醸成されてきたが、これは「男が稼ぎ、女が家を守る」というのが社会の潮流だったためだ。
でもこの価値観は近年間違いなく変わってきていて、男女関係なく生活形成ができるようになり、お金の稼ぎ方もサラリーだけが選択肢じゃなくなった。そして、今「面白い生き方」が評価され始めている。
それは「自分らしい」だったり「好きな事で生きていく」だったり、いろいろな言い方をされている。

僕たちは、これからの「イマドキ男性のキャリアのあるべき像」を求め、かつて男性だけだった環境に多様な人たちがいた、あの経験を思い出しながら、「男性がさらに面白く活躍出来る社会」を実現するために発信していくことにした。

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人材ベンチャーのなんでも屋。風呂掃除→経営企画→人事。面白いこと、まだ無いものを探すことが好き。文章は自分の心の吐露であったり、社会学や生活論的な視点から業界や仕事のことを書いたりしてます。

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ダン×キャリ!
ダン×キャリ!
  • 26本

男子校出身者による男がもっと面白く活躍するためのキャリア&ライフマガジン。好きなあの子には見せられない。

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