予防接種①

予防接種 - VPDって? -

こんにちは。病気が蔓延していないと予防接種の意義自体を考えてこどもにワクチンを接種させるお父さんお母さんは少ないかもしれません。しかし、現在コロナ禍の中、いかにワクチンが重要か、予防しうる病気を確実に予防することがいかに重要なのかを身に染みて考えさせられます。今回からは予防接種についての話を数回にわたって記事にしていきたいと思います。

□ VPD(Vaccine Preventable Disease)の概念 □
ワクチンで予防できる病気のことをVPD(Vaccine Preventable Disease)といいます。このVPDは、ポリオのようにひとたび発症してしまうと永続的な麻痺や筋力低下を起こし、命にかかわることもある病気やB型肝炎ウイルスのように肝炎の発症にとどまらず将来、癌の発症を引き起こす可能性のある病気まで多岐にわたります。つまりひとたび罹患してしまうと命の危険にさらされ、重篤な後遺障害を残してしまう病気に対し、人類がワクチンを開発し、予防できるようになった病気がVPDということになります。現在猛威をふるっている新型コロナウイルス感染症をイメージすれば、予防できる病気をきちんと予防することの重要性は身に染みて理解できるかと思います。VPDは現在約20種類ほどと少ない数ではありますが、防ぎうる病気は確実に予防し、大切な子どもたちの命と未来を守りたいものです!

<とても参考になるサイトをひとつご紹介します。>
ワクチンのスケジュール、VPDについてなど予防接種について詳しくわかりやすく説明してくれています。VPDのひとつひとつの病気についても症状や重症になるとどうなるか?予防はどうするか?など詳しく説明してくれています。新人からベテランまで、子育て経験を問わず、お父さんお母さんにはぜひ足をはこんで読んでいただきたいです!

NPO法人VPDを知って、子どもを守ろうの会
https://www.know-vpd.jp/vpdlist/index.htm

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