Chigusa HOCH

オーストリアの暮らしからの、ちんまりした随筆となるでしょう。 そのうち子供向け生け花コ…

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オーストリアの暮らしからの、ちんまりした随筆となるでしょう。 そのうち子供向け生け花コース開講できたらな。その前にドイツ語。。。

最近の記事

わたしたちの自主隔離 ●運動と友人のサポート

自主隔離を始めるにあたり、わたしたちは1日2回の筋肉運動を日課としました。 ヨガマットは持ってないけど、寝袋マットで代用しています。 運動内容はインターネットや本を参考にしていて、特に発表できるような発見はありませんでした。 が、3週目以降、何か変わってきています。 自主隔離生活3週を超えた頃、口唇ヘルペスが出てきました。 ストレスの自覚はなかったのですが、体は正直。 4月6日、処方薬局で薬を入手した時に、処方薬局手作りの消毒液を見つけたのでそれも買いました。 みんなが

    • わたしたちの自主隔離 ●食料調達と政府のサポート

      食料調達はわたしの生活リズムを少し変えました。 あらゆる接触機会を減らすため、買い物の3つのルールを作りました。 - 買い物は週に1回 - エレベーターを使用しない (8階、日本で言うと9階に住んでいるのでまあまあキツイ) - 帰ってきたらシャワーを浴びる(手洗い・うがいはもちろん) 週に1度の調達のチャンスなので25kgくらいになりますが、リュック、かご、折りたたみのエコバックで運んでいます。隔離生活で汗かく機会もあまりないので、よしとしましょう。 すれ違う人たちは、表

      • わたしたちの自主隔離 ●ホームオフィスと政府のサポート

        ホームオフィスは彼の生活に対する大きな変化でした。 家で、オンラインでタスクをこなして、電話会議に参加しています。 わたしは仕事をする彼の姿を見たことがなかったので、秘密の顔を見た気分になりました。話し方も、わたしが知っているのとは違った。 夕飯では 「もし職場が一緒だったら、近づけない人だったかも。」 とか、感想で話がつきませんでした。 パートナーの仕事の姿勢を見られるのはいいことかもしれません。 何かに集中すると、人の話が全く聞こえない人なので、家での仕事は問題なさそ

        • わたしたちの自主隔離 ●隔離生活20日目

          わたしにとって、隔離生活は 何も起こらないアドベンチャー 要するに、ドキドキはするけれど、安全だと感じています。 日本のニュースを見聞きして、 もしかしたら日本の皆さんは隔離生活に恐怖と感じているのでは? と思い、わたしたちの隔離生活のお話をしようと思います。 隔離生活、こわくないよ。ということが伝わったらいいな。 実行するか否かは良く考えてください。 わたしが住んでいるオーストリアは、ヨーロッパのなかでCOVID-19感染者が早い段階で拡大しました。 それでも日本の

        わたしたちの自主隔離 ●運動と友人のサポート

          甘い豆はおやつに含めないことにした

          バレンタインデーしたね。 我が家はスィーツ断ちをしている2月なので、 チョコレートはなしです。 ザッハトルテや、世界最古のケーキのレシピであるリンツァートルテなど、 オーストリアはスィーツが充実しています。 甘さは日本人にも好まれる具合で、男女の関係なくみんなスィーツが大好きな印象です。 彼ももれなく甘党。 でも 2月はスィーツ断ちをしているんですよね。ははは この2週間ほど、わたしたち夫婦はストレス多めで過ごしました。 彼は厄介な仕事が重なって、大事な家族の行事も重な

          甘い豆はおやつに含めないことにした

          ハイキング便り ースィーツ断ちの2月編ー

          一年ほどnoteを離れている間、特に大きな変化はありませんので、 フツーの話題でしれっと再開したいと思います。 2020年のお正月は日本で過ごし、彼もわたしも3kg増しでオーストリアの日常に戻りました。 よく運動をして、2月は甘いもの断ちして健康になろう! ※お招きスィーツは断らなくても良い 1月末に健康のためのアクションを二人で決めた。 バレンタインと、ホワイトデーは1ヶ月繰り越します。 2月1日は土曜で、早速ハイキングに行きました。 Linzからバスで20分ほど離

          ハイキング便り ースィーツ断ちの2月編ー

          改・バレンタインにチョコレートを作ること

          オーストリアのバレンタインデーは普通の日です。 わたし自身、甘いものに熱を帯びることがあまりなく、昨年のバレンタインに彼にチョコレートをあげたか記憶がない。(多分あげていない。笑) わたしの母は毎年 決まったチョコレート(中山道の石畳 )を家族やお世話になっている人に贈る。 彼も昨年貰って美味しさに感動していた。 2月に入ってから風邪をひいて、屋外の活動が控えめになったからなのか、 あ、バレンタインに生チョコ作ってみよ。 って思いました。 生チョコ、こちらのお店で見かけな

          改・バレンタインにチョコレートを作ること

          今夜は鍋 — 鍋がぴったりな日

          年末から年が明けてしばらく、オーストリアはよく雪が降りました。 毎朝ラジオではschneechaos(雪で大混乱)が話題でしたし、 Linzでは太陽が見えない日が続いて浮かない気分でした。 1月中旬からやっと晴れ間が戻り、その週末はPleschingerseeまで散歩した。 1時間弱の散歩。 友人ファミリーが凍った湖で遊ぶというので便乗しました。 凍った湖って初めて。 きっちりと凍っていたらアイススケートもできるそうです。 凍った湖に向かって石を投げると、不思議な音がする

          今夜は鍋 — 鍋がぴったりな日

          ハイキング便り ー霧の中か雪の上か編ー

          お正月も過ぎ、一旦落ちつきすぎて戦略のない時差で クリスマス休暇のことを書く。 クリスマス休暇は彼の実家のあるFeldkirchで過ごした。 クリスマスツリーを飾ったり、クリスマスクッキーを作ったりして、 クリスマスはおうちの中のアクティビティがたくさんあります。 (何回クリスマスって言わねばならぬのだ) が、運動せねば 続くご馳走も美味しく感じません。 ので、ハイキングに出かけました。 目的地は山の上のテレビ塔。 Schnifisというチーズの村からケーブルカーが発着し

          ハイキング便り ー霧の中か雪の上か編ー

          豚ばら肉塊 1kg

          11月のほぼ1カ月を日本で過ごしました。 事務的な手続きに追われていたこともありましたが、 オーストリアでは食べられない海の魚を、家族が喜んで釣りにいってくれるのであまり外食する気分にならなかった。 (一瞬、好物のおく田のもつ鍋は食べたい気がしたけど 行かなかった) 12月は義父の誕生日とクリスマスがあって家族が集まる機会が多い、日本食でおもてなししよう! と、日本滞在前に計画を立てました。 ので、オーストリアに帰ってくる荷物は、機内持ち込み手荷物含めて 50kg超えていた

          豚ばら肉塊 1kg

          ひとまずの着地

          気を抜いていたらnoteを更新することなく2カ月半経っていた。 いや、文章を書くことは義務ではないのだが。 前回noteの「ドイツ語学校」はすでに修了し、 試験も受けて はじめの一歩、A1は合格しました。 ほっ。 一区切りついたので、ざっと振り返ろうと思うのですが わたしの2カ月半がナンボのもんじゃい。 と思ってしまう、悪いクセが出てきます。 (特に主張もなく、有益な情報でもなく。冷静になってしまうクセです) が、書きます(まわりクドイな) 10月 1日  Linz市内で

          ひとまずの着地

          ドイツ語学校が始まった

          「消しゴム」はドイツ語でいうと「ラディエルグミ」 「チグサ」はスワヒリ語でいうと「触る」 ドイツ語学校が始まった。 9月3日から。 頭から煙が出る。。。 こちらに来る前、いずれ必要になるドイツ語に少しでも触れておこうと、ドイツ語入門的なテキストを開きました。 が、退職するまで激務だったのでどうにも進まず。(退職して1週間で出国。逃げ足はや!)チラ見した感じ、役に立つ気がしなかったテキストは日本に残して、9月3日を迎えたのであります。 おそらく、多くの語学学校では、その学ぶ

          ドイツ語学校が始まった

          りんごが落ちてくる

          先日の結婚式はHenndolfでありました。 ばあちゃん家は広めの敷地を有していて、りんごの木、プラムの木が植わっています。(あと石のように硬い実の洋梨も) かつてはぶどうの木もあったけど、世話をする人がいなくて切ってしまったそう。 りんごもプラムもすき放題実って、地面に着くくらい枝をしなわせてる。 とにかく、これを無駄にする手はないのです。 りんごは、村のジュース工場に持ち込むと、引き換えにジュースが格安で買えるシステムになっている。 まずは随分前に落ちて、古くなっているり

          りんごが落ちてくる

          12時間耐久ウェディング

          彼のいとこの結婚式と披露パーティーに参加してきました。 8月18日のこと。 新郎新婦がトラクターで登場。15台ほど引き連れてました。爽快。 お祈り、説教、聖歌、指輪の交換などがあって、 そういえば誓いのキスはしていなかったと思います。 お式の後は、徒歩10〜15分ほどのところにあるホールで披露パーティーです。新郎新婦は、教会に登場した時のトラクターに乗り込み会場に向かう。 トラクターの発する音はかなり大きいのですが、なんともいえずほっこりする音で、にやにや眺めてたらトラ

          12時間耐久ウェディング

          Klassik Open Airを巡るチームワーク

          ひとつ前の日記からの繋がりで、Open Airイベントの話をします。 彼の親友の一人に会いに行くのと合わせて、ニュルンベルクで開催されたKlassik Open Airに行ってきた。8月4日のこと。 Klassik Open Airはヨーロッパで最大の野外クラシックフェスティバル。数社の企業がスポンサーになっていて、入場無料。 ニュルンベルク交響楽団が演奏する抜かりないコンサートです。 とはいえ野外ということもあり、草の上に座ってワインとチーズを食べながらの鑑賞です。プラ

          Klassik Open Airを巡るチームワーク

          ハイキング便り ー星空のチャップリン編ー

          ソロ活動による友人はまだできていません。 なので、一般的なことは言えないかもしれませんけれど、 1ヶ月過ごした わたくしの感覚ではハイキングはこちらで人気のレジャーと言えそうです。 今回は、彼の職場から車で30分離れたところからスタートするハイキングに出かけました。 車で30分でこの田舎具合。ふふ 仕事が終わってからの活動で、写真の記録は19:30となっています。 わたしたち以外にも歩いている人が結構います。 夜の時間にハイキング。。。それには理由があって、丘のてっぺん付

          ハイキング便り ー星空のチャップリン編ー