祝辞 feat.グレーな感情
前職の同期が再就職先が決まったと連絡をくれた。
彼女は3歳年下。
切れ長の目に白い肌が私とは対照的で、その綺麗な容姿に憧れていた。
なかなかハードな業界で、自分の無力さに涙することも度々あったが、そんな時はいつだって同期の存在が私を助けた。
同期、妹、友人、、戦友というべき仲間だった。
お互いその仕事は好きで憧れて始めたが、ハードな上にそれはそれは安い給料。
そして俗にいう「下請け」会社だったため、どれだけ経験を積んで「ベテラン」になることはできても、「上に行く」ことはで