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マレーシア旅行記 〜お箱とかずや時々こやの〜 第四幕

長くない?と思ったそこのあなた。

もうちょっとだけ続くから我慢して読んでね。例えるならセル編後のドラゴンボールくらい続くよ。

内定が貰えないので声援をください。

和哉です。第四幕始まります。


10/8(火)

第四幕 〜死は救い、生は呪い〜

この日は朝から事件が起きた。

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しっ、、、死んでやがる、、、

ハッ!この白い粉はまさか!

ペロッ、、、これはっ!青酸カリ!!!

というのはさておき、小谷野の様子がおかしい。叩き起こしてみると虚な表情で「昨日のビールがあたった」とのこと。

どうやら夜中じゅうずっとトイレで吐いていたらしい。俺と箱崎はしっっっかりと寝ていた。ごめん。

普段は家から全く出ない、iPhoneの歩数計が2桁がざらな男のため、疲労でやられてしまったようだ。2日で40キロ弱くらい歩いたから仕方ないかもしれない。

かわいそうなのでホテルに一人放置し、俺と箱崎は目的地のゲンティンハイランドへ向かうことにした。

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ここはゲンティンハイランド!マレーシア最大のリゾート地でテーマパークやカジノを併設した、とっっっても楽しい場所!クアラルンプールからのアクセスも良くて、高速バスとロープウェイで移動できるよ!楽しみ!!!


バスがいっぱいだった。


中国人に支配されたバスターミナルを背に、我々は第二候補の目的地へ向かうことに。

バスターミナル付近でシェアタクシーに誘われたが、運転手が気に食わないとの理由で箱崎がダッシュで逃げていった。「後ろは振り向くな、前だけを見ろ」と背中で語った。

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そして目的地のブルーモスクに到着。そう、Grabでね。

観て分かる通りデカイ。マレーシアでは最大、世界で四番目に大きいこのモスクは、見た目の美しさもさることながら、4本のミナレットの迫力がまた素晴らしい。これには六信五行したくなるのも当然だ。意味は自分で調べてくれ。

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ここではガイドがついてくれる。内部の説明とイスラムについて英語と日本語を交えて教えてくれるので分かりやすい。なぜかこのモスクには観光客が日本人しかいなかった。というか日本人、マレーシアにこんなにいたのかっていう感じだった。

内装はステンドグラスや幾何学模様の壁など、フォトジェニックな場所が多く、こぞって写真を撮っていた。写真タイムあったしね。

イスラム教は偶像崇拝禁止のため、装飾に凝っているらしい。豆知識である。

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モスクの中に小さな結婚式場があった。ここは親が座るところらしい。流石に新郎新婦の座る席には座れなかった。キモすぎるもん。

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タイトルは「救いの塔とコジコジ」です。

モスクを回り終わったので、近場に何かないかと探しに行くことに。

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「アレ」があった。地元愛がすごい。ドンキホーテにいるヤンキーくらい地元を愛していそうだ。

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腹が減ったので、ショッピングモールにあった寿司屋に入ることに。スシキングて。

日本男児の我々がマレーシアのジャパニーズソウルフードを食べてやろうじゃないか。 

普通に寿司だった。かっぱ寿司と大差ないくらいだ。

マレーシアでは寿司がブームらしく、そういえばペロペロタワーのフードコートで子供が「sushi!!suuuuushiiiiii!!」と叫んでいた。日本人として誇らしい限りである。

ただし、マグロはなぜかなかった。それと寿司以外のメニューめちゃくちゃあった。カツ丼とか親子丼とか。

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ショッピングモール外観はこんな感じ。カラフルな建物が多い国である。路線バスで帰るチャレンジをしたが、ICカードがないと乗せないと言われたので大人しくGrabで帰還。

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2日目に行きそびれたチャイナタウンへ。マラッカにもクアラルンプールにもチャイナタウン があるようだ。箱崎はwifiのケースをタクシーに忘れた。切腹してほしい。

パチモンの服やバッグが並ぶ店が山のようにある。見慣れてしまったのか、すぐに飽きてしまった。お腹も空いていなかったため、移動することに。

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そしてバカほど歩いて辿り着いたのはここ、パビリオン。この辺りはブキッビンタンという地区で、ショッピングモールが密集している。ハイブランドからマレーシアのブランドまで幅広くあるため、お土産を買うのに便利だ。スーパーもある。

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これはマレーシアのブランド、fipperのビーサンだ。なんかの大賞にも選ばれたことのある、滑らないビーサンらしい。誰かのお土産にするとしよう。一回履いたけど。

そんなこんなでいい時間になったため、ホテルへ一時帰還。小谷野は相変わらず死にかけているが、海外保険に入っているので大丈夫だろう。我々二人は晩御飯を食べに行くことに。

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アロー通りの屋台街で晩御飯。麺類を食べたい箱崎が選んだこの店。なかなか美味しいではないか。オムレツも頼んだ。それとこいつ。

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カエル🐸料理である。イメージとは裏腹に美味しい。中国語で田鶏と書くだけあって鶏肉に似た味がする。調理の味付けもなかなかのもので、ガツガツ食べることができた。

ただし、骨盤周辺は流石にグロテスクだった。

この時、屋台の外はスコール状態で尋常じゃない雨が降っていたが、ホテルで待つ小谷野のために我々はガンダで濡れながら帰ることに。お見舞いのため、セブンでバナナとアイスとヨーグルトを購入。店員は袋に入れてくれなかった。

両手にバナナとヨーグルトを持って走る箱崎は、卑猥な感じがした。

ホテルへ帰り、明日に向けてさっさと寝ることに。最終日はどんな旅になるのだろうか。

次回、マレーシア旅行記最終回!ぜってー見てくれよな。

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