野生イノシシを対象とした豚熱ウイルス浸潤状況調査の現状―Ⅱ
2018年9月に岐阜県で国内26年ぶりに発生が確認された家畜伝染病(監視伝染病)の豚熱(CSF; Classical Swine Fever,旧称「豚コレラ」).2019年10月から一部の都府県で豚へのワクチン接種が行われるようになり,養豚場での感染事例は2020年4月以降確認されなくなりました.
一方で,野生イノシシの感染個体は引き続き確認されており,感染範囲も拡大中です.陽性個体数は2020年に入り累計2,000頭を超えました.
※最新の豚熱(CSF, 旧称豚コレラ