英語を使って世界を広げる39〜英語が話せないと見えない世界〜
さて、今日はちょっとプレッシャーをかけるような話になるかも知れません。
それは、
【バイリンガルは時代遅れ】
になりつつある、ということです。
どういうことなのか?
順を追って話していきます。
1、英語を話す人口は増えている
まず単純に
【英語が話せる日本人は増えています】
周りの人はまだ話せてない、とお思いかもしれませんが、これからその人口は確実に増えていきます。
要因はビジネスのオンライン化、グローバル化による需要が増え、英会話教室、オンライン講座、英会話カフェ、家庭教師など、英語を学ぶ場が増えてきています。
加えて、社内公用語を英語にしたり、海外業務のために社内に英語研修機関を持っている企業もあり、英語が話せる人口はどんどん増加しています。
さらに今の子ども達は、早い時期から学校で英語の授業が始まったり、海外で働く夢がスタンダードになっていたり、ハーフの友達が増えているといったように、英語がある程度話せる大人になる環境が出来ています。
つまり、このまま我々の世代が何もしなければ、
【10~15年後には確実に若年層や諸外国に
溝を開けられる】
という事態になります。
10~15年後って、まだまだバリバリの現役でそれなりのポジションにいたり、子どもの学費がかかる頃ではないでしょうか?
その時期に、英語すら話せないおじさん/おばさんになっていたいですか?
2、バイリンガルは次をみてる
帰国子女やインターナショナルスクール卒など、いわゆるバイリンガルの人達はすでに次の動きを始めているようです。
私の友人達曰く、
【もはやバイリンガルでは価値を示せない】
というレベルまで来ているそうです。
彼らが生きている世界では、
【トリリンガルあるいはマルチリンガルでないと、
今後は価値を見出せない】
とのことです。
サッカー界を考えれば確かにそうですよね。
ヨーロッパの選手、監督、コーチは基本的に母国語+英語。複数回移籍している人は、トリリンガル以上になっています。
世界のトップクラブの監督が3カ国語以上話すのは、決して珍しいことではありません。
3、個人で闘う時代
現代は大企業や公務員として働くことだけが、生きる術ではありません。
Youtuberに代表されるように、
【個人の価値を示して生きる時代】
でもあります。
そうなるど、どれだけ自分に希少性があるかで、社会における自分のポジションが変わります。
最近ビジネス書や有名な起業家の動画にも出たりしていますが、
【100万人に1人のレベルになるとオリンピックのメダリストと同等の価値】
があると言われています。
中々オリンピックメダリスト程の価値を1つの分野のみで身に付けることは難しいですが、
【100人に1人の能力を3つ身につける】
ことで、同じ希少価値かつ、独自性の高いポジションに着くことが可能になります。
※ちなみに100人に1人のレベルとは、1万時間の法則を満たすレベルと思ってください。
例えば、日本語、英語、スペイン語の3言語で100人に1人の価値を持っていれば、これは
100 x 100 x 100=100万
となり、希少価値の高い人間になれます。
このようにして考えると、英語だけで価値を生み出せる時代の終わりが近づいているような気がします。
4、掛け算の要素は自由
ここからは私の考察になりますが、
今後自分の将来、あるいはお子さんの将来を考えた時に、
【どんな組み合わせで価値を高めるかは自由】
であると思います。
少し前は、上司や会社から求められる能力を伸ばすことが価値をあげる唯一の方法ですが、今はそうとも限りません。
例えば堀江貴文さんは、いったい幾つの要素を掛け合わせているんでしょうか?
100人に1人の価値を仮に5分野で発揮しているとすると、100億人に1人の価値になるので、全人類唯一のポジションを確立したと言っても過言ではありません。
つまり英語に話を戻すと、
【英語に何を掛けて希少価値を高めるか】
という視点こそが重要で、バイリンガルになれれば価値があがるという時代は終わっているということです。
5、まとめ
今回のまとめは、
ただバイリンガルを目指すことに意味はない。
今バイリンガルのレベルにある人達は、すでにマルチリンガルへのシフトが始まっている。
他の要素を掛け合わせて希少価値を作ることが重要。
ということです。
何を組み合わせたら価値が上がるかは、そもそも英語が話せないとわかりませんし、英語が話せないだけで選択肢が減ってしまう分野も今後でてきます。
そのことを踏まえて、これからも一緒に英語を磨いていきましょう!
¡Que tengas un buen día!
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