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ソーシャルD.I.Y.のすゝめ:Canvaで自由自在にデザイン

筆者はSNSをよく利用します。

筆者がSNSを利用する目的は次の二点です。第一に、研究上・教育上、役に立つ情報を世間に提供すること。第二に、自らの研究成果を広く世間に知ってもらうこと。

SNSを使っていて、けっこう困るのがツイッターのヘッダーとか、フェイスブックのカバー、あるいはnoteのヘッダーのデザインだったりします。

筆者はむかしはフリーの写真などをそのままヘッダーやカバーに転用させてもらっていました。ただ、これだとヘッダーやカバーのサイズにうまく合わなかったりして、難儀した思い出があります。デザインにアレンジを加えたヘッダーが自由自在に作れないかなあ、と思っていたものです。

筆者はいまはCanvaを利用していて、無料かつ手軽に、SNS関連のデザインを自分で全部やっています。まさに、ソーシャル上での"Do It Yourself"の試み(「ソーシャルD.I.Y.」)といえるのではないでしょうか。

Canvaは以前は日本語に対応していませんでしたが、いまはその心配もありません。

Canvaの使い道は

CanvaはSNSのヘッダーを作成する以外にも、大学での教育や研究で重宝することが少なくありません。

大学での講演会のポスター、パーティのフライヤー、シンポジウムなどの宣伝に用いるソーシャル・グラフィック(TwitterやFBだけではなく、Pinterest, Tumbler, LinkedIn, Sound Cloudなど多様)、ブログのバナーやメルマガのヘッダー、プレゼンや会議の資料、レターヘッド、雑誌や本のカバー・デザイン、PCの壁紙、ロゴ、名刺、Youtubeのサムネイル……など、文字通り何でも、ドラッグ・アンド・ドロップ形式で簡単にデザインすることが可能だからです。

参考まで、筆者は以下のようなものをCanvaで自分でデザインして使用しています。ヘッダーに使っている筆者の似顔絵は、編集者でイラストレーターでもある丸山有美さん(颱津あみ)にギャラをお支払いして作画してもらったものです。丸山さん、ありがとうございます。

ちなみに、丸山画伯の作品は、幻戯書房のルリユール叢書のロゴマークと各巻のイラストとか、白水社の『パブリッシャーズ・レビュー』のコーナー、「本は愉し。」などで観ることができます(丸山さんは光文社古典新訳文庫の訳者インタビューとか、多彩な仕事をされています)。

ツイッターのヘッダー

筆者はTwitterとnoteを使って、研究・教育に関する情報発信を行っています。Twitterで使っているヘッダーですが、上記の似顔絵にフランシス・ベーコンの有名な格言をあしらったものを使用しています。

フェイスブックとnoteのカバー

筆者は以下のようなカバーをCanvaでデザインし、フェイスブックとnoteで使っています。似顔絵はTwitterと同じものを用いており、そこに筆者のHPなどの情報を書き加えてあります。

Google Classroomのクラスカバー

筆者が教えている大学の授業で使っているヘッダーの例です。これはいずれも課題提出用のグーグル・クラスルームのヘッダーですが、Canvaで簡単にデザインしたものを用いています(既成の無料サンプルに授業名を書き込んだだけです)。何もないページは殺風景なので、このようなヘッダーが設置してあったほうがいいかなと思っています。

以上のように、筆者はCanvaの無料プランを利用して、いろいろなものをデザインして使っています。大学での研究や授業に、さまざまな形で貢献してくれています。

この記事をお読みになっている皆さんも、「ソーシャルD.I.Y.」をぜひ試してみてはいかがでしょうか。

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