見出し画像

6okken「エクスペリメンタル合宿(仮)」5日目

昨日は台風の影響で一日中雨だった。それが一転、晴れの天気で気持ちがいい。

朝から外に出て、富士山を見ながらコーヒーを飲む。自然と体を動かしたり、足の筋肉痛を感じたりして、体を動かす感覚を久しぶりに思い出す。普段は在宅勤務でパソコンばかり見つめる日々だったので、恐らくこの合宿に来てから身体感覚だけじゃなく色んな感覚が少しづつ開かれている気がする。

それから皆で使っているリビングルームを整理する。新しいゴミ袋が欲しくて、とっさに「さらのゴミ袋ってどこですか?」と聞いたら、「さら?」と反応される。
その時、私は初めて自分の喋ってる言葉が通じない経験をした。関西弁って基本的には世界共通語だと思ってたし、そもそも「さら」は関西弁だとも思ってなかった。2重3重とビックリしてたら、続けて「昨日言ってた、さらうも関西弁だと思うよ」と言われた。

昨晩は日本酒を飲んだのだが、それが美味しくて、また飲みたいと感じている。美味しいワインも一緒に飲んだのに、それでも飽き足らない感覚がある。いよいよ私の前にも酒豪への道が開かれつつあるのかもしれない。

昼過ぎから、外でお食事会とお茶会があった。

色んなおかずとカレーとご飯を1つの皿に盛る感じが、やっぱりワクワクする。この感覚はなのなのか?まだ言語化出来ていないが、大事にしたい気持ちである。

食事の後は富士山を見ながらお茶会。道具とかを他の代替え品を使いながらやりつつも、しっかりポイントは押さえているような御点前で感動した。
形や形式が重要ではあるのだが、それ以上に大事なことは相手への経緯や感謝の気持ちなのだ。昔、中国のお寺に行った時に、一緒にいた日本のお坊さんが「変に現地の形式を真似しようとしなくていい。私達は日本の仏教を普段信じているのだから、こんにちは〜お邪魔してます~ぐらいの挨拶の気持ちで十分です」と言ったことは思い出す。

100円からサポートを受け付けております。こちらの記事が気に入った方は、サポートして頂けると幸いです。よろしくお願いします!