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45cm水槽へお引越し

つい先日、お迎えをしたウーパーがついに仮住まいから大きな45cm水槽にお引越しすることになった。

朝から宅急便の受け取りが続き、玄関先はバタバタしていた。ウーパーも普段は玄関先にいるため、その慌ただしさを感じ取ったのか、すこし暴れる瞬間があった。
特に今日到着予定だった水槽を配達員の人がご厚意で玄関口まで運んでくれた時の暴れ具合も凄まじいものだった。バチャバチャと音を立てて暴れた為、配達員の方もウーパーの存在に気付いた。

以前、コーンスープを渡した女性の配達員であったため、ウーパーに向かって「ごめんね〜」と言ってくれた。その後も、「何だか珍しいものが見れました〜。何か脅かしちゃったみたいで、すみません。」と何度か謝りながらも、ウーパーの感想を聞くことが出来た。
元々玄関まで運んでもらうようにお願いしたのは私なのだから、彼女には非がないのだ。むしろ、愛しのウーパーに対して何かしらの反応があったことが嬉しかった。そんな気持ちが相まって「いえいえいえ!ありがとうございました!またよろしくおねがいします!」と何度も言った。

やはり、よく配達をしてくれるお姉さんはとてもチャーミングで素敵な方だ。こんど何かを配達してもらった時には水槽のお礼を伝えたい。

今年の4月以降、家にいることが多くなった為、宅急便の受け取りで配達員の人と顔を合わせて少しお話する事が増えた。今までは何も感じていなかったが、私の身の回りには素敵な人で溢れている。

45cm水槽は今まで以上に大きい水槽で、少し運ぶだけでも大変だった。さらに、水もかなりの量を入れる為、とにかく重たい。何度も13Lの水を運び、水槽に入れる。その後、初めて使用するフィルターを組み立てる。これだけでもかなりの装備だが、ウーパーはこうでもしないと飼えないのか?と少し疑問に思いながら水槽を立ち上げた。

元々仮住まいは1日1回は水換えが必要であるため、もう少し水換えの頻度を減らすために大きな水槽と上部フィルターを購入した。しかし、近くで10年以上ウーパーを3代に渡り、飼育していた人は同じような飼育カゴで冬は3〜4日に一度、夏は2〜3日に一度水換えを行っていたようだ。こちらも一般的なセオリーはあるものの、生き物それぞれの特徴に合わせて、適性解は変化するものだ。そう考えると、生き物を飼うという事は本当に難しい。

分からない事だらけで右往左往しながら、上部フィルターと45cm水槽を立ち上げた。時間にしておよそ2時間。一通り作業を終えた後、思わず「ふぅ」と言ってしまった。

フィルターの調子が問題ないか確かめるために、立ち上げ直後から何時間かはウーパーを入れない状態で回していた。
ウーパーは水槽立ち上げ作業のため、少しばかり別の場所に避難していた。本当は明日の朝にウーパーを移動させようと考えていたが、フィルターは正常に作動しているし、水はウーパールーパー用のジクラウォーターで作った水だ。さらに、バクテリアが早く増殖するように、メダカの飼育水を少し入れている。その上、ウーパーが少しでも落ち着ける環境になるように蛸壺も水槽に入れた。

このまま一晩を、飼育ケースで過ごすのは少し勿体なく感じ、ウーパーを水槽に移す事にした。そもそもバクテリアは生体がいないと繁殖しない。

早速水合わせを行って、45cm水槽に移した。やはり、ウーパーにとっては初めての環境でもあり、当初は水槽でジッとしている。(元々あまり動かいない生き物ではある)
しかし、少し時間を置いて見てみると、蛸壺の中に入っていたりと、少しずつであるが、水槽の中を冒険しているようだ。

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たまにウーパーが水槽の中を泳いでいる姿を見る。いつもがっつり泳ぐウーパーの姿に驚くが、この大きな水槽では彼の泳いでいる様子を目にすることが出来るのだろうか?多かれ少なかれフィルターによる水流が大きな水槽はあるため、そのあたりがどう関係してくるのか、非常に興味がある。

たった13cmの大きさのウーパーにこんなに夢中になってしまうなんて考えてもいなかった。しかし、餌を食べる姿、泳ぐ姿、ぼーっとしている姿、それぞれが愛おしく可愛らしい。
メダカと同様、彼も冬眠をする生き物であるが、屋内の冬眠がどのようなものになるのかも観察していきたい。

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