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太陽の国「メキシコ」で長期インターンシップ生を募集しています!

「僕がいま大学生だったら、海外インターンにはいきません。卒業して社会に出たら嫌でも仕事漬けの毎日だし、なぜ貴重な、一生戻ってこない若い日々の時間を海外インターン、しかもメキシコのEncounter Japanで過ごしたいと思うのですか?」

インターン生の募集をさせて頂きながら、パンチのあるスタートで申し訳ございません(笑)

これは僕がいつもインターン受け入れの問い合わせの際に、面接で聞くことです。期待に胸を膨らませ、緊張している若い皆様に対して面接で社長自ら「僕なら海外インターンにいきません」というピリ辛な言葉。僕ならその瞬間にノートパソコンをパタっと閉じて飲み会に向かいますが(因みに私は学生時代に飲み会に殆ど誘われなかった)、最近の学生は真面目で優しいので、色々と熱い想いを真摯に話してくれます。今日はタイトルのように、メキシコでの事業においてインターン生を募集ておりますのでこのnoteを書いてますが、折角なので色々と他のことも書きたいと思います(要らないですよね。短尺動画が流行ってる、皆忙しい時代で長々と文章読みたくないですよね。けど興味がある方はぜひお付き合いください)。

決して派手ではないが自由な大学生活を送った僕の青春時代

僕は大学生の時分には基本的にのんびりと過ごしてました。バイト先で恋愛し、麻雀に溺れて麻雀合宿を友人宅で定期開催してるような、一般的な大学生。所謂、怠惰な生活を送っていました。大抵暇だったので、当時はドラえもんの世界観満載、ジャイアンとスネ夫がアット・ランダムにのび太家に訪れに来るように、地元の友達が「おい西側あそぼうぜ〜」と昼過ぎに実家へ誘いに来て、当然時間を持て余してる僕はそのまま遊びにいけるくらいフリーダムな生活でした。

大学のキャンパスでは殆ど友達もいなく、これといったサークルに入ることもなく。「何者かになりたい」けど何も出来ない。時間だけは持て余している。という閉塞感満載の日々を打開すべく、アメリカに行ってピザ屋で働いたり、その後は休学して1年間、世界一周旅行に出まして、当時は「俺すげぇぞ、見てろ」と思ってましたが、実際のところはなにか特別なスキルや能力を得たり学んだりしたわけでなく(価値観も広がったし、一生の思い出になったので、当時の旅の時間が無駄だとは一切思ってませんが)。ボリビアの宿に篭って小説を読んで一日が終わる日もあれば、名探偵コナンの映画を1日中、エストニアのカフェで鑑賞したり。のんびりした生活に飽きて、このままじゃダメだ!と思ってモロッコで輪投げ屋したりしてましたが(笑)。

非日常であるはずの見知らぬ異国での放浪の日々が、結局どの国に、どの街に訪れても刺激が薄れていって旅人としての「日常」に変わっていく。結局僕は海外に出ても日本で過ごしていた日常のような怠惰な生活を送っていました。

「空白」と「無駄」でびっしりの、あの自由な旅は、結婚して妻と娘がいて、会社経営者である今の僕には絶対に再現できないことに加え、旅はいつもとても大切で生涯残る思い出になので、こういう時間の使い方を大学生くらいの若い子にはぜひオススメしたいです。周りは就職活動、留学、資格勉強とか、色々やってるかもしれないので、逆行してる感否めませんが。

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*自由に学生生活を謳歌中。大学に馴染めなかった僕は地元の友達とか高校の友達とかばっかと遊んでた。写真は男二人で四国ツーリングの旅へ。愛媛県では弁当配達してました。

想定していなかったインターン生たちの「飛躍の今」

学生時代の僕とは全く異なる属性の、真面目で優秀な大学生から「休学してメキシコに行って、インターンとして働きたいです」と2017年頃から頻繁に連絡を受けるようになりました。これまで恐らく50名近くと面接をして、20名前後のインターン生を首都のメキシコシティ、世界遺産の街グアナファト市、そしてグアナファト州レオン市でこれまで受け入れてきました。

インターンを終えた子達は、大手総合商社やコンサルティングファームに入社したりと優秀な卒業生もいれば、Encounterでの仕事を通じてエンジニア職に振り切って、今は副業でプロジェクトベースながらEncounterの仕事を手伝ってくれてるナイスガイもいます。あとは寿司アカデミーを卒業して、僕たちの店舗でインターン生として勤務した後に、いまは宮城県の一つ星の料亭で働いてる子達もいる。

*数名分の卒業生の進路やコメントをWeb上で公開してますのでご参考までに

あとはそうだ、個人名をあげると堀雅通くんは大学を卒業した後、株式会社liloを起業して、今は滋賀県に根を張ってD2C事業を展開してるような、道を自ら切り拓いて頑張ってる卒業生もいます。堀くんが手掛ける「lilo」はまだ買えてないけど、彼から滋賀県の信楽焼をEncounter Japanとして発注して、メキシコで彼から買った漆器を使わせて貰ったりと、こうやってインターン生と縁と利害関係が続いてるのは嬉しいです。

毎年4,5名程度のインターン生が覚悟を持ってメキシコのEncounterで働いてくれていて、いま50名弱の組織になったEncounter Japanでは彼らインターン生の存在は非常に戦力的にも大きなものになりました。「インターン生」といってもお客様扱いするわけではなく、あくまで勤務開始してから半年後からは「会社の戦力」になるように徹底的に指導しているので(その分インターン生は大変です。笑)、創業後、ずっとインターン生には助けられてきました。もちろん個人差も出てくるんだけどね。

いま現在、北海道大学から当社にインターンで来てくれているミルボドくんの記事をamigaで作成したので「Encounterのインターンって実際どんな感じなんだろう」っていうのに興味がある方は、こちらの記事もぜひ読んでみてください。

2021年末、2021年頭からEncounterで働いてくれるインターン生を募集しています

私自身、コロナで相当なダメージを受けました。「もう駄目かもしれない」と落ち込んで消極的になった瞬間もあります。厳しい1年半の中で「勝ち残った」というより「しがみついて、K.O負けせず退場しなかった」という表現の方がしっくりきます。日本の各種支援が眩しくて仕方ない一方で、昨年はクラウドファウンディングを通じて沢山の方々に応援頂いたこともあって、政府の支援が皆無に近いメキシコという国で今も商売を続けることができています。

グッと我慢を続けながら、地味だけどじっくり、ゆっくりとメキシコで仲間と共に積み上げてきた信頼や実績が花開こうとしてまして、幸いなことにお陰様で、今は仕事に追われている日々を送っています。

「海外でチャレンジしたい」「海外のベンチャー企業で奮闘してみたい」といった若い方々。二年弱に渡って続いているコロナ禍によって、いろんなチャンスや機会を失ってしまったことかと思います。日本で悶々としている大学生の方、特にスペイン語学科などでスペイン語を勉強している学生の方で、当社で長期インターンに興味がある方。このnoteを間違って読んでしまった方。将来は海外で起業したいという情熱を持った方。ぜひ検討してみてください。

◇Food & Beverage 事業部@グアナファト州レオン市・ケレタロ州ケレタロ市
【業務内容】
弊社が運営する日本食料理店にてサービスの補助や企画・マーケティング業務。調理師希望の方は厨房内での勤務も可。*勤務期間は原則1年間です。
◇Sales & Planning 事業部 @メキシコシティ市
【業務内容】
広告代理店事業・人材紹介事業における営業・制作サポート。もしくはメディア事業でライティング業務。メキシコ国内の出張も担当業務次第で多くなる部署です。*勤務期間は原則1年間です。

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当社は大きく分けて、Food & BeverageSales & Plannigの二つの部署に分かれています。Food & Beverageは坂本和也、もう渋谷encounterの時代から考えると長い付き合いになってきました。2021年9月以降も、僕らなりのリズムではありますが、臆さずに事業拡大していく次第です。将来海外で飲食店の経営がしたい人や、サービス業に興味がある方、メキシコ人の中で圧倒的にスペイン語を介して仕事がしたい (その分大変です勿論)方はぜひに。

Sales & Planningでは、生田祐介が若くして部長を務めていて、広告代理店事業や人材紹介、コンサルティング事業等を首都のメキシコシティを拠点に行っています。名だたる大企業や団体との制作や企画業務を行なっているので、将来は商社や広告代理店等で就職したい、もしくは起業してみたいと思ってるタフな方々は生田道場へどうぞ。

インターン志望の方や本件について興味がある方は、自己紹介と志望動機を書き添えて、こちらのメールアドレス(info@encounter-japan.com)までご連絡頂ければ幸いです。なお社員の募集も引き続き行っておりますので、ぜひご連絡ください!

ローランドさんに会いたい

最後に、ローランドさんがYoutubeで高校時代に帝京サッカー部で試合に出れなくて挫折した経験を「悔しい思いが出来たからこそ、めちゃくちゃ原動力になった」っていってるのを見て、誠に勝手ながらですが親近感が沸いてきました。

会社経営成功させて、THE CLUBでローランドさんとシャンパンを飲むために、より一層、僕もメキシコ人と日本人の仲間達を信じながら頑張っていきたいと思います。日々色々あるし不安だし、プレッシャーに潰されそうになっても

「人の足を止めるのは絶望ではなく諦め。人の足を進めるのは希望ではなく意志」という言葉を信じて、ラテンアメリカ全域をこれからも駆け抜けていきます。




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