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Encounter Japanの企画・営業部を牽引する生田祐介について書いてみました

ぼくのことを社内外で「大将」と呼ぶ社員がいる。あれ、ぼくが始めたのは軍隊だったかなと疑問に思うこともありましたが、「大将」の呼び名に、もう慣れました(笑)。中学生の頃「クラスで少しは人気者なのかもしれない、僕は」と思って学級委員に立候補し、無残にも敗退して傷を負ったぼくは、それから集団のリーダーに関わることのない人生を送ってきました。そんなぼくを「大将」と呼ぶ、そんな生田祐介について少しお話します。

面接が終わって握手してしまうおじさま方の気持ち

2018年1月8日。雨の降る京都の純喫茶で、「シルバーバック」という背中が銀色に光る希少なゴリラをアフリカで追いかけていた尊敬する先輩アキさんとホットコーヒーを飲みながら紫煙を燻らす昼下がり。恋愛も仕事も経営も、全てを相談してきた僕の兄貴的な存在の先輩と、思い出話と四方山話をする。再会はいつも人生の醍醐味だ。そして新しい出会いは、いつも人生のスパイスだ。僕はこの日、この場所で、画面越しでしか出会ったことのない、生田祐介を待っていました。

カレンダーを振り返ると、2017年10月19日に初めて彼とSkypeで面接をしていました。もう2年半以上前、グアナファトのencounterにある1Fのテラス席で面接をしたことを鮮明に今でも覚えています。謂わゆる、日本の最終面接で、面接が終わって握手をしてしまう役員の方々の気持ちを初めて理解したのがこの日だったのですが、面接の途中で「君、採用!早く一緒に働きたい!」的なことを言ったのをよく覚えています。

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京都から北海道へ乳搾りの旅へ

静かな純喫茶の扉を開いて、初対面のユースケが挨拶を済ませて席に座る。どうやら昨晩、深酒した形跡が髪型や顔色に現れていたことをよく覚えています(笑)。普通ならその事実を隠し通したいと思うような出来事を、面白おかしく真っ直ぐに伝えてくれた彼に好感を覚えました。

僕がメキシコに戻った後にも、定期的に連絡を取り合っていたのですが、「今どこにいるの?」と電話で聞けば「北海道で乳搾りしてます、すいません。だから電波が悪くて・・」とノイズ混じりの返答が返ってくる。なぜ北海道で乳搾りをしているのか。その背景については全くわからないまま(笑)彼がメキシコに到着することを待ち続けていました。そしてメキシコ到着初日に、待望していたはずの彼の到着を僕はすっかり忘れていて、泥酔していた僕は約束していた空港へのピックアップをすることが出来ず、いまだに恨まれる事件となりました。

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*まだ到着当初の祐介

目上の日本人に好かれるキャラクターと染み付いた国際感覚

これまでEncounter Japanの企画・営業部の仕事。B to Bビジネスは基本的に、全ての領域で私が直接行なっていました。ホテルとの打ち合わせ、企業への提案、交渉。日系企業との制作案件の獲得から納品まで。

「例えベンチャー企業だとしても、社長が出しゃばりすぎじゃないか」という言葉を何度も自問自答してきましたが、「日本語・スペイン語・英語が堪能である必要がある」という語学力でのハードル。そして基本的に提案先やクライアントは名だたる日系企業やメキシコのナショナルクライアント、しかも社長さんや幹部が相手。採用を進めても、中々社員に任せることが出来ずにいたことが会社の成長を鈍化させている。任せれない自分。

そんな悩みを解決してくれたのが、生田祐介でした。オーストラリアでの滞在経験とスペイン人の彼女との男女交際を経て、国際感覚を兼ね備え、語学も堪能。見た目はピアスに僕より濃い髭。今は短髪になったけど、前まではプードルヘアー。真面目な日系企業の集まりである、日本商工会議所の会合に参加する彼に対しての周りの目は、きっと冷ややかなものだと思うんですが(笑)、一度彼と仕事をしたり話をすれば、腰の低さと好青年感に驚くでしょう。加えて、業務とクライアントへの真摯さと、誰からも愛されるキャラクターと人間力。初めてSkypeで面接した時に感じた「期待」通りの侍が入社して、いま1年以上が経ちます。

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初めて感じた「若さ」と「可能性」に対しての嫉妬

人の成長は座学でも上司の助言でもなく、あくまで「機会」を通じて実践で学んだことが血となり肉となる、と個人的に考えています。参考書を丸暗記すれば高得点が取れる学校の中間テストとは違って、仕事に答えはない。僕はよく「頭から血が吹き出そうになるまで考え抜きなさい」とパワハラな発言を全員に投げかけてるのですが(笑)、偉そうだけど、やっぱそれくらい頭使って高速で行動しないとベンチャー企業の若い連中はこの世界で生き残っていけません。

僕は商社で働いていた若い頃、生田ほど素直に上司の声に耳を傾けることが出来ていただろうか、と不安になるくらい、生田は素直なんです。そして小手先のノウハウや言語力だけに頼らず、愚直に日々社内、社外から吸収して、学んで、盗んで、時に立ち止まったりするけど、それでも1cmづつ、毎日成長しているのが手にとるようにわかります。多分本人は気づいてないかもしれないけれど(笑)日本で普通に就職して、下積みしながら仕事をしてるであろう同世代と比べると、桁違いのスピードで実力をつけてる。ましてや、まだ24歳。自分が24歳では出会えなかった人たちや、仕事の任され方を目の当たりにして、自身と比較した時に圧倒的に優秀で、未来が無限にある祐介に嫉妬するほどです。

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コロナウイルスで仲間を失って、孤独と戦った数ヶ月

メキシコシティでインターンシップとして働いてくれていた3名の仲間は、コロナウイルスで大学や保護者の要請もあって、2020年3月に全員が帰国しました。裕介が手塩にかけて育てた、かつてない一体感を感じたメキシコシティのチームはある日、メキシコを去ってオフィスは抜け殻のようになってしまいました。前述した通り、華やかに見えるメキシコシティの企画・営業部での仕事は決して簡単な仕事ではありません。インターン生も社員も日々、本当に凌ぎを削って仕事してる。自分たちの何万倍も規模の大きい企業の抱える課題解決や、上層部が求める制作事業は言わずもがな簡単じゃない。

「Izakaya GOENやEncounter Guanajuatoの売上は、お前らの移動費や会食費のために稼いでんじゃないし、そこで頑張って働いてる仲間のことをしっかり考えろ」と、昭和風に叱咤を飛ばす僕の存在も、彼らにはとてもストレスだと僕もわかってます。そんなプレッシャーと付き合いながら、日々祐介の期待に応えようと働く周りのメンバーの意識も凄く高くて、本当素敵なチームが出来上がりつつあった中、コロナショックでチーム解体となって、一番ショックを受けてたのは、祐介でした。

そして当然ですが、コロナウイルスの影響を受けて、当時進行していた営業部の仕事は大半が頓挫し、新規案件は激減したことで、売上は極端に減少しました。2020年の年始には、見込案件が最多で「今年は超良い一年になりそうだね」なんて冷や汗かきながら言ってたのが、嘘みたいな状況に落ち込みました。

責任感が強い祐介は、売上がなくなっても与え続けられる給料に対して、恐らく一般の会社員よりも、危機感を覚えて仕事してくれていました。伝わってくる焦燥感が強すぎて「経営感覚が本当にあるな」と思う反面、「強い責任感に押し潰されて、壊れてしまわないか」とても心配でもありました。

責任感を感じると同時に、大切にしていた仲間や後輩がいなくなって、傷ついていたのも、そして今も傷ついてるのも事実だし、僕も知ってる。それでも色んなものを振り切って、会社に貢献しよう。周りのメンバーとクライアントに価値を出すんだとファイティングポーズを崩さない彼は、まだ若いですが間違いなくプロフェッショナルだと感じています。会社の新しい売上の軸になる様な、新規事業にも懸命に取り組んでいる祐介。新しくEncounterからローンチするサービスも控えています。ぜひ彼の生み出すサービスやブランドに、皆様期待してください!

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*自粛期間中、ポッカリと空いたオフィス兼自宅で、唯一ユースケの隣にいてくれたサブちゃん

やるなら、歴史に名を残そう。企画・営業部で働く仲間を募集中

本人の許可なく、チェックなくこの記事を書いて、投稿しようとしています(笑)。メキシコで企画・営業部を率いる生田祐介の紹介でした。僭越ながら、ナイスガイだと思ってます。祐介、これ書いて俺に怒るようなことはないよね?(笑)

コロナウイルスで壊滅状態だった企画営業部の仕事ですが、7月に入って徐々に回復し、業務が増加してきました。更なる会社の成長とビジョン実現のため、期待のホープである生田祐介と、そして学級委員の選挙にさえ選ばれなかった落武者の私やメキシコ人・日本人の仲間たちと共に働いてくれる仲間を募集しています。

限りある人生なら、「常にフルスイング & 時々派手に小休憩」 くらいのリズムで燃焼したい。海外で、メキシコ人と日本人の仲間と共に創り上げていくベンチャー企業で働くことは、ロマンに溢れ、出会いの宝庫だと思ってます。僕がいつも例える言葉があって、「まだ空いてない宝箱探し」の旅に出るような、苦しくも楽し日々が待っています。

社長直下で、困難な日々や案件に追われながら活躍する生田祐介。「ラテンアメリカと日本の新しい歴史を創り出し、人々の人生を豊かにする」というVisionに向かって、生田が管轄する企画・営業部、そして新規事業でチャレンジしたい方を先述の通り、募集しています。興味がある方はぜひ以下のリンクより詳細情報をご覧ください!

それでは、興味がある方は、ぜひ連絡頂ければと思います!そして生田祐介へのラブレター💌はこちらのアドレスまで! y.ikuta@encounter-japan.com 






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