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クレーム・苦情・不満・文句を有効に生かそう【思いついちゃったんだから仕方ない】

みなさん、こんにちは。公務員のための新しい広報の教科書著者です。

SNSには自分が受けたつらい体験・経験をクレームとして書かれている場面を目にしますね。フォロワーが多く影響力のあるインフルエンサーならば、そこに書いたもので実際に改善されたり解決に近づいたりといったことがあるかもしれませんが、多くの人にとっては大海に石ころを投げたようなもので、せっかく発信しても世の中は変わらないのがほとんどです。

また最近ではクレームの内容が発信者本位すぎるものや、表現の仕方が暴言に近いものについては、発信者自身の品格が問われたり、評判を下げる要因になりかねず、単にSNSをはけ口に考えると想像以上の痛手を被るリスクを負っているように感じられます。実際に友人の話で「Facebookであの人は文句ばかり言っている、これからの付き合い方を考えてしまう」といった愚痴をこぼされ、そのこと自体は発信者には伝わらないのが何とも苦々しい経験であったこともありました。

しかしながら、せっかく思いついた感想でSNSに書く気力・体力があるならば、それをお金に替えてしまえばよいのではないでしょうか。そんな方法があるのか?あるのです。それがこちらです。

2012年に設立された株式会社インサイトテックにより運営されている「不満買取センター」は2023年1月現在で会員数70万人以上を記録しており、Webサイトのアクセス数も月間約50万PV(推定)となっています。スマートフォンアプリも整備されており、いつでもどこでも不満を思いついたらすぐ買い取ってもらえるのです。

不満買取センターによると、投稿はAIにより査定され、「不満は投稿内容に応じて1〜10ポイントで買取を行っています。また、不定期で実施される高価買取キャンペーンでは最大50ポイントでの買取を行っています」とのこと、「ちりも積もれば山となる」ということで500ポイント以上になればショッピングギフト券に交換でき、最近トレンドになっている「ポイ活」のひとつにもなりうると思います。

また、不満は買い取られて終わりでなく、生活者の声として各主体の活動に改善を促す「種」になっています。例えば下記のように。

不満を思いついてしまった時、知り合いのいるFacebookやTwitterに衝動的に書いて評判を下げてしまうくらいなら、この不満買取センターに買い取ってもらい、いつしか本当に改善に活かされる日を夢見てみるのはいかがでしょうか。ご参考になれば幸いです。


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